特別公開講座・横浜学「横浜の川」が開催!

2019年8月28日 11:34更新

横浜ウォーカー 横浜ウォーカー編集部

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関東学院大学×横浜ウォーカーのコラボイベントとして開催されている特別公開講座「横浜学」。8月10日、第38回となる講義が開催された。テーマは「横浜の川」。

最初に登壇したのは横浜市歴史博物館 主任学芸員の刈田 均先生。かつての鶴見川流域の暮らしについて、貴重な資料と共に解説してくれた。横浜市の内陸部、鶴見川の流域では明治初期から大正時代まで天然製氷が盛んに行われてきたという。そして、関内にはその氷を貯蔵する「飯田氷室」があったという知られざるエピソードを紹介した。

続いて、慶應義塾大学名誉教授・NPO法人鶴見川流域ネットワーキング代表理事の岸 由二先生が登壇。「鶴見川 大氾濫の過去・現在・未来」と題し、鶴見川の大氾濫の歴史と行政が行ってきた対策を解説してくれた。1980年(昭和55)より、鶴見川流域では流域全体で治水の工夫を進める「総合治水」が実施され、大きな効果を上げてきたという。岸先生は「鶴見川流域の治水は、50年に一度の規模の大雨に対応できるレベルかと思われます。しかし、さらに大きな豪雨が降れば甚大な被害が予想されることも認識しておく必要があります」と将来への備えについて話した。

最後の登壇者は横浜市都市整備局 都心再生部 都心再生課 地域再生まちづくり担当課長の井波昭彦先生。関内・関外地区を流れる大岡川を活用した新たなまちづくりを紹介してくれた。近年、大岡川周辺地域では「春爛漫・横浜クルーズ」や「横浜運河パレード」など、横浜日ノ出桟橋や大岡川桜桟橋を利用してまちを活性化する動きが盛り上がっているという。最後に井波先生は「ぜひ、これからも大岡川に注目してください」と力を込めて話し、講義を締めくくった。

また今年は、秋にも大岡川と臨海部を結ぶクルーズの企画を検討中だという。

鶴見川や大岡川について過去や現在、そして未来が語られた今回の講義。横浜の川の新たな一面を見ることができる内容になった。次回は「横浜とインバウンド」をテーマに10月中旬に開催予定だ。

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