インド・ネパールの素朴芸術を堪能!島根県の今井美術館で「スナイナ・タクー展」開催
東京ウォーカー(全国版)
島根県江津市の今井美術館で、9月14日(土)から10月6日(日)まで「3000年の歴史の継承者 スナイナ・タクー展」が開催される。

北インドのビハール州北部から、ネパールの一部に広がるミティラー地方で描かれ続けている、伝統絵画のミティラー画を紹介。ヒンドゥー教の神話に登場する神や太陽、大自然にある身近なものが描かれており、パブロ・ピカソの芸術観にも大きな影響を与えたと言われている。
本展では、ミティラー画の継承者で、様々な国際賞を受賞するなど活躍を続けるスナイナ・タクー(1985-)の作品を一堂に展観。素朴で色彩豊かなミティラー画はインテリアや書籍の表紙、ワインのラベルなどで目にすることも多く、大人から子供まで世代を問わず楽しめる。

担当者は「ミティラー画は本来、主婦たちが日常の祭事やお祝い事の際に家の壁や土間に描いていたものです。主婦の仕事のひとつとして3000年もの間、母から娘へ受け継がれてきたという長い伝統があります。1960年代頃からミティラー画を紙に描くことが推奨されたことにより、世界中から注目されるようになりました。神話や宗教図など、自然をモチーフに描かれた楽しくも素朴な作品からは、宇宙や自然に対する畏敬の念や感謝の思いが伝わってきます」とミティラー画の魅力を話す。
伝統絵画がずらりと揃う同展。この貴重な機会にぜひ今井美術館を訪れて。
ウォーカープラス編集部
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