あんこで秋を感じる!「トラヤカフェ・あんスタンド」の限定パフェ 【川田裕美の東京あんこ巡り 第7回】
東京ウォーカー(全国版)

芸能界きってのあんこマニアとして知られるフリーアナウンサーの川田裕美さんが、東京のあんこを紹介する連載企画。毎回さまざまなテーマで、川田さんがあんこ愛を語り尽くします。第7回は食べ歩き編です。あんこと季節の素材を合わせた限定メニューを味わいに、ようかんでおなじみの「とらや」が手がけるオシャレカフェへ!
秋限定のお楽しみ♪ あんパフェ「和栗のクリーム白玉」!
今回お邪魔したのは「トラヤカフェ・あんスタンド 北青山店」さん。「とらや」さんは日本のあんこ菓子を語る上で欠かせない老舗(創業は室町時代後期)ですが、伝統を守りつつ新たなことにも挑戦し続けています。その象徴が「トラヤカフェ・あんスタンド」さんです。斬新なカフェスタイルで、オリジナルのあんこスイーツを味わうことができます。


最初にいただいたのは「あんパフェ 和栗のクリーム白玉」(721円)。こちらは秋だけの限定メニュー(~2019年11月28日(木))です。主役の和栗のペーストは粘りっ気があり、栗の風味がしっかり主張されています。まさに秋らしさを感じさせてくれるスイーツですね。アイスクリームもおいしい。バニラの風味がかなり濃厚です。一方であんペーストはおしるこに近いなめらかさで、主張は控えめ。「とらや」さんのあんこがおいしいのは間違いないのに、それを全面に押し出すのではなく、和栗のペーストやアイスクリームとのバランスを考えた味付けにしているところがさすがです。



温かいあんこがとろ~りとろける「あんバン」
続いては「あんバン」(422円)。こちらは北青山店でしか販売していない限定商品です。蒸しパンのような生地の中にあんペーストがサンドされているんですが、そのどちらの食感にも驚かされます。あんペーストはとにかくなめらか。舌の上で形がなくなるほどスーっと溶けていきます。この表現が合っているかわかりませんが、他のものに例えるならば「あんまん」に近いですね。熱々をフーフーしながら食べるのも似ている気がします。バンズ自体は蒸したてなのでふっくら。モチモチでしっかりとした食感がある生地なので、とろとろのこしあんにすごく合います。



あんことカフェオレが絶妙にマッチ!「あんペーストカフェオレ」
最後は「あんペーストカフェオレ」(594円)。私はよくホットコーヒーにあんこを入れて飲むんですが、アイスカフェオレは初めて。これはすごく合いますね!カフェオレの下に、とろみのあるあんペーストが沈んでいます。それを少しずつかき混ぜながら飲むのがおすすめ。シロップや砂糖不使用でコーヒーはけっこうビター。そこにあんこの自然の甘さが馴染んでいく感じです。私は普段、コーヒーやカフェラテに砂糖は入れないなので、このあんこの優しい甘さがちょうどいいです。逆に甘党の方はシロップを入れてもいいかと思います。



以上、いかがでしたか? 北青山店はすごく洗練された雰囲気で、カフェのほかにショップも併設されています。商品はもちろん、ディスプレイされている棚もオシャレで見ているだけで楽しいです。ぜひ足を運んでみてください。


【おまけコラム】あんことスタイルキープ
今回は担当編集者・Kさん(♀)からの質問「スタイルをキープする秘訣」について。私自身は、そんなにキープできているとは思わないのですが、健康については気にするようになりました。あんこに限らず、毎食後に甘い物を食べています。いつも量を減らそうと思っているんですが、ダメですね。食べ出すとスイッチが入っちゃう(笑)。多い時は一度にどら焼きを3個食べてしまうことも…。本当は量も気にしないといけないんですが、なかなか難しいので、運動でカロリーを消費しています。週1回のジム通いはもう5年目になりますし、普段の生活でも極力歩くようにしています。あとは食べる順番。朝はいきなり甘い物を食べてもエネルギーになるのでいいんですが、昼と夜はできるだけ食物繊維から摂取するようにしています。ベジファーストを心がけるようになってから、体重をキープできるようになりました。これからも健康に気を配りながら、おいしい“あんこ生活”を続けたいですね。
取材・文=河合哲治郎/撮影=諸井純二
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