奈良・興福寺の絶景紅葉スポット!国宝建築物が紅葉で華やかな姿に
東京ウォーカー(全国版)
9月も半ばを迎え、秋の気配を感じる頃になってきた。日本の秋の風物詩といえば紅葉だ。歴史と由緒ある寺社が数多く存在する奈良では、紅葉に彩られる荘厳な建物が鑑賞できる。なかでも今回は、興福寺で鮮やかな紅葉を楽しめるスポットをご紹介。<※情報は関西秋Walker 2019(8月8日発売)より>
興福寺/見ごろ:11月中旬〜12月上旬
藤原鎌足私邸に建立された山階寺が前身。710年の平城遷都に伴い、藤原不比等によって現在の場所に移転し、その際に興福寺と名付けられた。境内には光明皇后が創建したとされる五重塔や北円堂などの国宝建築物が立ち並び、各所で秋らしい風情ある景色が眺められる。昨年2018年には、敷地中央に中金堂が再建され話題に。さらに、今年の10月17日(木)〜11月10日(日)には「特別公開南円堂・北円堂同時開扉」(1000円・記念品付き)が行われる。
■住所:奈良市登大路町48 時間:境内見学自由 休み:なし 料金:境内無料
絶景スポット 猿沢池から見た五重塔

三条通りから猿沢池のほとりを歩いて行くと、高さ約50メートルの五重塔や東金堂周辺が紅葉で彩られた景色が登場。さらに、池の水面に五重塔が映るポイントがある。古都・奈良を象徴する五重塔と周辺の木々の緑、紅葉が織り成すコントラストは、まさに興福寺を代表する秋の景色と言えるだろう。訪れるなら静かな早朝が特におすすめ。紅葉に染まった国宝の数々をゆっくりと堪能したい。
穴場スポット 南円堂

朱色が目立ち、八角形がとても美しい南円堂は、重要文化財にも指定されている。紅葉の本数は多くはないが、本瓦葺きの建物をあでやかな姿に彩る。建物内には本尊不空羂索観音菩薩像を安置しているので、お参りもしていこう。
興福寺には紅葉名所がいくつもある。見ごろとなる11月中旬にはぜひ足を運んでみよう。
ウォーカープラス編集部
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