SNSでも話題の絶景パワースポットへ!「神磯」で記念写真を撮ろう

東京ウォーカー

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大洗町の魚料理に舌鼓を打ったあとは、大洗海鮮市場から600mの場所にある「大洗磯前(いそさき)神社」にGO!太平洋の大海原に面した大洗岬の丘上に鎮座する同神社は、斉衡(さいこう)3年(856年)に創建。大己貴命(おおなむちのみこと)・小彦名命(すくなびこなのみこと)の神様をお祀りし、古くから家内安全、海上交通の守り神として信仰を集め、大洗を見守ってきた。そんな1100年以上の歴史をもつ由緒ある神社が、近年“絶景パワースポット”として脚光を浴びている。大洗町に来たなら、ぜひ立ち寄って、絶景に癒されながらエネルギーチャージを!

県指定の文化財にもなっている神社。戦国時代の戦乱によって荒廃したが、水戸藩第2代藩主・徳川光圀公らの尽力によって再建された


絶景パワースポットとして全国的に有名なのが、境内の外に位置し、海岸沿いの岩礁に立つ鳥居「神磯(かみいそ)」。神様が降臨した地として伝えられおり、元日には宮司以下の神職が神磯に降り立ち、奉拝する。鳥居と海と空が一体となったロケーションは、神秘的かつフォトジェニック。記念撮影のマストスポットといえるので、できれば天気のいい日を狙って訪れよう。さらに、大洗に宿泊する人は、早朝がシャッターチャンス。荒波に打たれる鳥居と朝日が重なる美しい光景を収めることができるかも。※神磯の岩場は危ないので立ち入り禁止

自撮りを楽しむモデルの垰(たお)ともこさん。潮が満ちて波が高いと、岩礁にザバーン!と水しぶきが上がり、ダイナミックな写真が撮れるチャンス


日の出と神磯の組み合わせは、「神々しすぎる」とSNSでも話題に。時間を忘れるほど見とれてしまう※鳥居と朝日が重なるのは冬場に限る


神磯の鳥居とは別に、一の鳥居、二の鳥居があり、どちらも巨大!大鳥居が2つもある神社は全国でも珍しい。一の鳥居はサンビーチ通り(県道2号)側にそびえ立ち、高さ15.6mと圧巻のスケール。海に面して構える二の鳥居も、高さ13mと存在感を放つ。歩道から落ち着いて撮影できるのは二の鳥居のほう。撮影後に鳥居をくぐって91段の石段を上りきると、今度は小さな三の鳥居の姿が。この鳥居越しに眺める海も絵になる。

県道をまたいで構える一の鳥居。写真は8月の例祭並に八朔祭の開催時


神磯から近い、立派な造りの二の鳥居の前でパチリ。階段を上ると社殿が見えてくる


御祭神である大己貴命は、どんな願いでも叶えてくれる万能の神様で、縁結びや恋愛成就のご利益もあるといわれている。また、大洗町は“ガルパン”こと、アニメ「ガールズ&パンツァー」の舞台となった聖地であり、実際、劇中に大洗磯前神社も登場。そのため、若い参拝客が増えているそう。境内には、ガルパンのイラストが手書きされた個性的な絵馬が大量に奉納されていておもしろい。さらに、フォトスポットにもなる、ガルパンの巨大絵馬を展示。神社側もファンに対してウェルカムのようだ。

拝殿の前で参拝。江戸初期の建築様式の社殿には彫刻が施されている


奉納された大量の絵馬。ファンが手書きしたと思われる画力の高いイラストの数々に驚かされる


木彫りの大黒様と恵比寿様が、社殿に向かう門の前に設置されている。たくさんなでると幸運に?


拝殿前には、神職が祭儀の際に用いる寝具、大麻(おおぬさ)が置かれており、自由に使える。罪けがれをはらい、清めよう


祭事としては近々、11月11日(月)11時に有賀祭が開かれる。これは、内原町(茨城県水戸市)に鎮座する有賀神社のご神霊を迎えて行なう秋の大祭、大洗磯前神社の特殊神事。昔から子供の虫切り・虫封じにご利益があるとされており、子供の健やかな成長を願い、赤ちゃんや小さい子供を抱いた地元の人々でにぎわう。

有賀祭でにぎわう様子。虫切り・虫封じの「虫」とは疳の虫(かんのむし)のことで、特に夜泣き、かんしゃく、ひきつけなどを指す


小林智明

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