ドコモ「5Gプレサービスローンチセレモニー」に潜入! 5Gのすごさを5分でカンタン説明する!
東海ウォーカー

9 月20日、ドコモスマートフォンラウンジ名古屋(名古屋市中区)にて、NTTドコモ「5Gプレサービスローンチセレモニー」が開催された。これはNTTドコモ本社および全国の支社で一斉に行われ、「5Gの商用サービスにつながる実質的なスタート」を記念したセレモニーとなる。
さて、そもそも5Gとはなんだろう。簡単に説明すると、5Gは第5世代移動通信システムのことで、「ビックリするほど速い通信!」という解釈でいい。一度に大量のデータを速く運べるようになり、「これまではクルマだったけど、これからは飛行機で運ぶ」と言えばイメージしやすいかもしれない。そして、スマホの電波を示すところに〝4G〟と表示されているものが、近い将来〝5G〟に変わることになる。


5Gには3つの特徴がある。一つ目が「高速大容量」。言葉のとおり、とにかく速い。理論値では最大20Gbpsとされ、この数値は現在私たちが利用している4Gの10〜20倍になり、体感速度は約100倍にもなると言われている。これなら映画など大容量のデータもサクっとスマホにダウンロードできる。
二つ目が「低遅延」。これはズレが少ないということ。4Gでも日常的に使う上ではほとんどズレを感じない。しかし、これからクルマの自動運転や遠隔操作による医療などが行われる場合、ほんのわずかなタイムラグが大きなミスを引き起こす可能性を生む。5Gならこうしたズレをほぼゼロにできる。
そして、三つ目が「多数端末接続」。一度に多くのデバイスをつないでも正常に機能し、IoT(Internet of Things)時代には欠かせない能力だ。例えるなら、何十万人、何百万人が「天空の城ラピュタ」を見ながら「バルス!」と一斉につぶやいても、5Gを使えば混雑することなく届けられる。
5G時代がやってくると世の中はどう変わるか。アーティストのライブなら、時間や地理の制約から開放されて、いつでもどこでも気軽にライブが楽しめるようになるかもしれない。VRを活用したスポーツ観戦やゲームの同時接続などもそう。5Gは大きな可能性を秘めている。

自宅やオフィスなどの光回線(インターネット回線)との違いが気になる人もいるはず。「ドコモ光」や「フレッツ光」などの光回線は、光ファイバーケーブルを使った固定ネットワークによる高速回線で、安定した通信を可能としている。5Gは街中に設置された基地局を利用した通信で、この2つは仕組みがまったく違う。ただ、理論上の数値では5Gのほうが圧倒的に速い。5Gが普及すると「家のWi-Fi環境と同じように、いやそれ以上に、外ではYouTubeが高画質で滑らかに視聴できる!」と思ってもらえればいい(繰り返すが理論上は5Gのほうが圧倒的に速い)。
5Gの可能性を体験したいなら、ドコモスマートフォンラウンジ名古屋へ遊びに行こう。ここでは、VRを進化させたMagic Leap Oneや、ラグビーW杯日本代表の試合映像を用いたアーカイブマルチアングル視聴などが体験できる。10月4日(金)には愛知県刈谷市にd garden 東刈谷店がオープン。カフェコーナーを併設した空間で、ここにも5Gの体験コーナーが用意されている。生活を劇的に変える可能性を秘めた5Gの世界。実用化を心待ちにしていよう!



初野正和
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