東京ラーメン界の新星「和えつけ」の魅力
東京ウォーカー(全国版)
“和えつけ”とは、和えそばとつけ麺を組み合わせた造語で、その両方が同時に味わえるなんとも欲張りなメニューのこと。昨秋、「頑者 新横浜ラーメン博物店」が始めた“あえつけリレー”で注目を集め始め、現在は同店に追随する店も増加中だという。汁なしの“白湯そば”を、濃厚な“魚介系”のつけ汁でも楽しめるなど、和えつけは“Wメイン”で満足度の高い一品なのだ。
■新店No.1の呼び声高い「麺屋 一燈(いっとう)」(東京・新小岩)の「和えつけ鶏白湯そば」(880円)
「本家大黒屋本舗 平井店」の店長が独立開業した「麺屋 一燈」は、つくば茜鶏のガラやモミジを用いた、濃厚鶏白湯スープで、瞬く間に行列店となった人気のラーメン屋。中でも、「汁なし鶏白湯そば」(780円)を食べた客の「つけ汁でも食べたい」という要望から誕生した「和えつけ鶏白湯そば」は、新小岩の超新星として注目を浴びている。黒コショウと芳醇な鶏油を和えた極太麺の上には、真空低温調理した豚・鶏・鴨3種のチャーシューが豪華にON! まずは麺と具をよくかき混ぜ、和えそばとして味わったあと、つけ麺で濃厚な味わいを堪能して。
■味の変化を楽しめる「麺や 百日紅(さるすべり)」(東京・新宿)の「二段味変味噌つけ麺」(880円)
同店は、九十九里産のカタクチイワシを効かせた、「極上煮干し中華蕎麦」(680円)と「濃厚つけ麺」(780円)が看板メニューだが、肉味噌麺と味噌煮干しスープで“Wメイン”を楽しめるのが「二段味変味噌つけ麺」。麺と絡めても美味しいピリ辛の肉味噌は、煮干しスープと甘みのある味噌ダレを合わせたつけ汁にもマッチ! マー油を入れると“こってり”とした味わいにもなり、さまざまな味の変化を堪能できる万能型つけ麺となっているのだ。生・甘煮・素揚げ3種のタマネギで薬味のアレンジもOK。
■大ブームの肉そばが早くも進化「魁 肉盛りつけ麺 六代目けいすけ」(東京・湯島)の「肉盛りつけ麺」(780円)
昨年10月にオープンした「けいすけ」最新店は、肉そばのつけ麺で勝負! 今度の肉は、注文ごとに中華鍋でタマネギやショウガと炒めたショウガ焼き風となっているのが特徴だ。「肉盛りつけ麺」は、まず、この肉と特製平打ち麺を絡めて味わい、そのあとはつけ汁で楽しむことをオススメ。一味の効いたつけ汁が肉の味をピリッと引き締めてくれるので、箸が進むこと請け合いだ。
これら“和えつけ”は、東京ラーメン界に革命を起こす有力候補者。さっそく食べて、2011年の潮流をつかんでおいて! 【東京ウォーカー】
■「麺屋 一燈」TEL 03・3697・9787
■「麺や 百日紅」TEL 03・6457・8564
■「魁 肉盛りつけ麺 六代目けいすけ」TEL 03・3831・3626
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