ハマの定番おやつ 藤沢産・藤稔など地元素材にあふれる「お菓子のアトリエ ニコラ」
横浜ウォーカー

神奈川県藤沢市は農産物の宝庫。多種多様な果物や野菜、卵や乳、小麦など豊かな食材に恵まれている。藤沢市遠藤地区にある「お菓子のアトリエ ニコラ」では、四季折々の自然の恵みを活かした“地産地消スイーツ”を味わうことができる。
店主の田代祐介さんは藤沢市遠藤地区の出身。そして、実家が「ぶどう園 田代」を営む。「地元の食材の美味しさを伝えたい!」との思いを胸に、都内のパティスリーや横浜市内のホテルでの修業を経て、奥さまの華織さんと共に2015年に開業を果たした。

特に人気なのが、実家から届けられる藤稔(ふじみのり)を使った菓子。藤稔はピオーネと井川682の掛け合わせによる藤沢生まれの品種。驚くべきは、なんといっても粒の大きさ。通常でも500円玉ほどの直径があり、大きくなるとピンポン玉ほどになるという。高糖度だが、あと味はすっきり。それ故に人気だが、高価なうえ希少。そんな藤稔を贅沢に使ったスイーツを作れるのは、「お菓子のアトリエ ニコラ」だからこそ。
特にオススメの藤稔を使った商品はこちら。

フロマージュブランで作ったレアチーズクリームと合わせた、「藤稔のレアチーズタルト」(443円)。さわやかな酸味とコク、濃い甘みがバランスよく調和した味わいだ。「藤稔はツルっと簡単に皮がむけるのも特徴。皮と果肉の間に甘みと香りが詰まっているので、ぜひ皮ごと食べて!」と話す田代さん。じゅわりジューシーな果汁があふれていくさまは感動もの。9月下旬まで販売予定。
通年販売している商品で、ぜひともチェックしてほしい商品TOP.3はこちら。
第3位 地元の自然の恵みがたっぷり詰まった「藤沢ぷりん」

藤沢素材にこだわった「藤沢ぷりん」(250円)。藤沢市打戻にある金子養鶏場の卵と、藤沢市西俣野にある飯田牧場の牛乳を使用。とろりなめらかな舌触りに、卵と牛乳の風味がしっかりと広がる味わいだ。シンプルな材料で作るからこそ、ごまかしがきかないプリン。ストレートに伝わってくる素材本来の美味しさを堪能してほしい。
第2位 サクサク&カリカリ!食感のアクセントがきいた「ニコラシュー」

表面にあられ糖とアーモンドをまぶした「ニコラシュー」(194円)。香ばしいシュー皮にかぶりつくと、サクサク、カリカリ、クリームがとろ〜り。食感の三重奏に虜になること請け合い。たっぷりと詰まったカスタードクリームはバニラビーンズ入りで、ほんのりと甘い香りが漂うクリーミーな味わいに仕立てている。一度食べたらやみつきなるリピーターが多い人気商品だ。
第1位 全国的に珍しい!大粒レーズンをはさんだ「藤稔レーズンサンド」

大粒の藤稔がゴロリと入った「藤稔レーズンサンド」(270円)。藤沢市遠藤地区にあるお茶を製造・販売する会社が、藤稔をレーズンに加工。減圧乾燥機で乾燥することで、香りや栄養素を逃さず、甘味がギュッと凝縮するという。そんな手間暇かけて作られた藤稔レーズンを口どけのよいバタークリームと共にサブレで挟む。あえてサブレは小さめ。「お年寄りから子供まで多くの人に愛されるように」と願いを込めて、食べやすいサイズと形にした。藤稔の収穫時期はおおよそ8月〜9月の短い期間だが、加工することによって通年販売が叶った焼き菓子だ。
他にもまだまだ“地産地消スイーツ”がたくさん!秋の時期は、藤沢市遠藤地区で育てられたサツマイモを使った「ふじさわスイートポテト」(200円)もオススメだ。毎月25日は「ニコラの日」としてお得なフェアを開催するので、ぜひタイミングをあわせてお店へ行ってみて。
【取材・文=磯崎 舞/撮影=宮川朋久】
横浜ウォーカー編集部
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