<ラーメンWalker九州初掲載> 涙が出るほど旨い“感涙らぁめん” 福岡県那珂川市・御忍び麺処 nakamuLab.編

九州ウォーカー

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数千軒にも及ぶ取材を敢行してきた「ラーメンWalker九州」だが、こと、ラーメン大国・九州においては掲載したことのない名店がまだまだたくさん眠っている。ラーメンを愛してやまない“有識者・エリア百麺人”が、涙が出るほど旨いと豪語するとっておきの一軒を紹介する。今回は福岡県那珂川市にある「 御忍び麺処 nakamuLab.」。

純白の気泡に具がフワリと浮く、美しさ


鶏白湯soba(780円) / 御忍び麺処 nakamuLab.


店主の中村隆志さん / 御忍び麺処 nakamuLab.


畳敷きの和室が客室。座布団に座る / 御忍び麺処 nakamuLab.


玄関で靴を脱いで「おじゃまします」。外から見ると、那珂川の住宅街になじむ普通の“家”。そこに実は完全予約制のラーメン店がある。店主の中村隆志さんは、東京、シンガポールでのラーメン修業を経て、2018年9月に店を開いた。「ここは友人の祖父の家。もともとはラーメンを試作するラボとして借りたのですが、この辺鄙な立地で客を呼べたら、どこでもやっていけるだろうと思ってオープンしました」と中村さんは話す。

麺は「製麺屋慶史」のもの / 御忍び麺処 nakamuLab.


チャーシューはみずみずしさを残すよう出す直前に切る / 御忍び麺処 nakamuLab.


和風醤油soba(740円) / 御忍び麺処 nakamuLab.


担々麺(850円) / 御忍び麺処 nakamuLab.


予約制と聞くと高価な一杯やコースを連想してしまうが、メニューは1杯740円からとごく一般的なのだ。非豚骨系をそろえるなかでも、一番人気は鶏白湯。鶏の胴ガラやネックを炊き込み、しっかりと乳化させる。

【写真を見る】鶏白湯スープをブレンダーで再乳化させ、まろやかな口当たりに / 御忍び麺処 nakamuLab.


手鍋で温めながらブレンダーをかけるため、表面が泡ぶくに。この細かい気泡こそがクリーミーさを引き立て、口当たりの優しさにも繋がっている。「鶏のラーメンを突き詰め、3年はこのスタイルでやっていくつもり。九州各地のブランド鶏を贅沢に使ったものも、季節ごとの創作麺として出していきたい」と、気鋭の職人は意気込む。

「御忍び麺処 nakamuLab.」の基本情報をチェック!


「御忍び麺処 nakamuLab.」


鶏白湯、和風醤油、担々麺と3種を柱とする完全予約制ラーメン店。最大1時間滞在することができ、畳敷きの部屋でゆったりと味わえる。空きがあれば当日予約も可。

[御忍び麺処 nakamuLab.]福岡県那珂川市別所1067-8 / 090-4358-1696 / 11:00~15:00、17:00~21:00(前日までの要予約) / 不定休

【料金の表記について】当記事に掲載している価格は、2019年9月時点の消費税8%込みのものです。消費税率の改定や店舗などの都合により、各種料金が変更されている場合があります。

九州ウォーカー編集部

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