山崎まさよしがゲストで参加!「サントリー1万人の第九」が今年も活動開始
関西ウォーカー
今年で37回目を迎える冬の風物詩「サントリー1万人の第九」が今年もその活動をスタートさせた。サントリー1万人の第九とは、1983(昭和58)年に大阪城ホールの完成記念として開催されたコンサートで、公募で集められた1万人がオーケストラに合わせてベートベンの交響曲第9番(第九)を熱唱するもの。当初は1回のみの予定だったが、予想以上の反響を受け継続的に開催されている。(取材・撮影は9/11の梅田Bクラス/大阪工業大学の梅田キャンパス常翔ホールにて)
出演者は観客の倍以上!天井から降り注ぐ歌声に興奮
1万人の第九の特徴は、観客より出演者の数が多いこと。4000人の観客に対し正装した1万人の合唱団がスタンドをおおい尽くす光景は、初めて見ると驚くが、いざ合唱が始まると、天井から無数の星のように降り注ぐ歌声に、身震いさえしてしまうほど。例年ゲストアーティストも登場し、1部ではゲストが参加するライブ、2部で第九の演奏と、2倍楽しめるお得なプログラムとなっている。

12回のレッスンはまさに真剣多様なドラマを抱え本番へ
合唱団は5月からの一般公募で集められるが、約3割が初心者。多くのお客様に見ていただくものだからという佐渡監督の考えもあり、ドイツ語の歌詞を楽譜なしで歌うことも条件になっている。そのため、8月からのレッスンは真剣そのもの。参加者の人間模様もさまざまで「がん宣告を受けたが歌いたい」「孫が小学生になったので、家族3代で参加します」など、“歓喜の合唱”という世界観のもとにあらゆる背景を乗り越えた1万人の奇跡の歌声は、きっと心に届くはず。








最年長は93歳!?幅広い世代から愛される「サントリー1万人の第九」
1万人の募集に対し今年は過去最高の約1万6000人が応募。倍率は約1.6倍で競争率も高く人気である。レッスンは近畿、東京、札幌、仙台、名古屋、福岡、那覇の42クラス。先生と伴奏者だけでも60人近く。今年から25歳以下クラスも初登場する。参加する年齢も幅広く、今年の最年長参加者は93歳。対して最年少は参加資格が小学生以上であることから6歳。まさに老若男女に愛されるイベントだ。

山崎まさよし&松室政哉と一緒に歌えるまたとない機会!
山崎まさよしからコメントも!

「1万人で歌を表現するというのは、自分史上初になります。ちょっと気恥ずかしい部分もありますが、どのようなステージをお見せすることができるのか、ワクワクしています」
松室政哉からのコメントはこちら。

「地元の大阪城ホールで歌えることはとても幸せです。いつもは1人ですが、1万人というけた違いの人数で、新しい表現ができるのが楽しみです」
関西ウォーカー編集長も参加!
「合唱は高校生の時以来という初心者です。1万人の第九は毎年取材で行っていましたが、歌うのがこんなに難しいとは…。とはいえ、先生が発声はもちろん、ドイツ語の発音もしっかり指導してくれるので安心です!ちなみにパートはバスです。毎回、ストレッチと発声練習にかなりの時間をかけてくれます。やると確かに声がよく出るようになるので、やはり準備が大切なんだなと実感しました。初めて参加される方も多いそうですよ。みなさんも今年は会場でその迫力を体感していただき、来年はぜひ歌う方で参加してみませんか?」(関西ウォーカー篠原賢太郎)
横井哲也
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