<ラーメンWalker九州初掲載> 涙が出るほど旨い“感涙らぁめん” 福岡県大野城市・幸心堂編

九州ウォーカー

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数千軒にも及ぶ取材を敢行してきた「ラーメンWalker九州」だが、こと、ラーメン大国・九州においては掲載したことのない名店がまだまだたくさん眠っている。ラーメンを愛してやまない“有識者・エリア百麺人”が、涙が出るほど旨いと豪語するとっておきの一軒を紹介する。今回は福岡県大野城市にある「幸心堂」。

次男の“麺愛”が家族の未来を変えた


「博多豚骨ラーメン」(600円)。高火力のケトルで煮込む豚骨は、頻繁に棒でたたくことでより濃厚な旨味を生む / 幸心堂


ケトルいっぱいにスープを炊く / 幸心堂


住みやすい街として、ファミリー層を多く抱える大野城市。そこで店を営む「幸心堂」の店内に入ると、直径60cm以上もある巨大な“スープケトル”が目に飛び込んでくる。約50㎏の豚頭、ゲンコツ、ロース骨から旨味を搾り出し、ハンドルを回し傾けると効率よくスープが取り出せる優れた代物だ。実はこれ、大将・藤野亮一さんが修業した「博多一風堂」から譲り受けたもの。同店での14年間の修業を経て、「“街のラーメン屋”になりたい」と、2011年に自身の店を開いた。

父・八洲男さん(右)が手がけた店のロゴがかわいらしい / 幸心堂


オープン当時は別の仕事をしていた兄をはじめ、両親も、亮一さんの“本気”に魅せられ、店を手伝うように。そうして藤野さんファミリーが迎える、アットホームな一軒となった。

【写真を見る】魚介の風味が際立つ「塩豚骨ラーメン」(700円) / 幸心堂


醤油のほのかな甘さが効いた「豚骨醤油ラーメン」(600円) / 幸心堂


「そぼろご飯」(200円)。昼は麺とのセット(650円~)もある / 幸心堂


チャーシューは注文ごとに切り分け、みずみずしさを残す / 幸心堂


名店譲りのラーメンは、シンプルながら豚骨の濃厚なコクが特徴。定番の「博多豚骨」のほか、鹿児島県産の醤油の甘味を効かせた「豚骨醤油」、揚げたホタテの油の旨味とアオサの香りを立たせた「塩豚骨」の3種がある。「幅広い世代の人が、また食べたい!と思うような一杯を作り続けます」。家族の支えを得た藤野さんは、無敵だ。

「幸心堂」の基本情報をチェック!


「幸心堂」の外観


熱伝導にも優れたスープケトルを導入することで、臭みがなくマイルドな味になる“博多豚骨”。周辺は、大型商業施設が点在するエリアで、買物帰りの家族連れも多い。

[幸心堂]福岡県大野城市若草1-4-4 / 092-595-0242 / 11:00~15:00、17:00~21:00(LO20:45) / 水曜休み(祝日の場合営業)

【料金の表記について】当記事に掲載している価格は、2019年9月時点の消費税8%込みのものです。消費税率の改定や店舗などの都合により、各種料金が変更されている場合があります。

九州ウォーカー編集部

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