PC&モバイルを大画面TVで!無線方式を初採用した「マックティビア」
東京ウォーカー(全国版)
「パソコン内のコンテンツを、手軽に大画面テレビで楽しめたらいいのに…」と思った人、いますよね? そんな願望をかなえる商品「McTiVia(マックティビア)」(1万5645円)が2月28日にエー・リンクから発売された。これまでも有線接続でPC画面をテレビで見ることはできたが、無線接続・リモート接続が可能になった商品は初めて。実は同商品、台湾のAWIND社が開発したもので、Apple周辺機器の新製品がいち早く発表される「Macworld Expo 2011」(サンフランシスコ)にて最優秀商品賞を受賞した優れものなのだ。
「無線方式で、最大8台のPCを簡単にコントロール。高画質で画面の遅延もないですから、ストレスを感じることなく使えます」と話すのは、同社セールスマーケティング・小林祐輔さん。なんと、コードレスのマウス1つとテレビ1台で、8台のPC画面を簡単に切り替えて見ることができるのだ。家庭内用途だけでなく、会議やプレゼンテーションといった企業ユース、また学校での授業にも威力を発揮するこの商品は、円滑なコミュニケーションに欠かせないツールとして期待されている。
そんな中、1点気になるのが、商品名に“マック”が入っていること。「マックPC専用では?」という心配はご無用。有料ダウンロード(初回出荷分は専用ソフト付属)が必要となるが、ウィンドウズPCにも対応している。さらに3月末(予定)にはiPhone・iPad・Andoroid端末・Windowsモバイル端末から写真・動画・音楽・パワーポイントデータを送信して閲覧できるアプリも登場するというから、使い方はさらに広がりそうだ。
「年間の販売見込みは1万台です。発売当日に在庫がすべてなくなってしまうという反響に驚いていますが、1週間もあれば商品を調達できますし、技術サポート面でも開発元の協力を得ています」と意気込む同社。台湾AWIND社の社長はコンピューターサイエンスの分野では第1人者として知られ、今後とも良きパートナーとして歩んでいきたいという。
PCやモバイル端末は「1人で楽しむもの」という概念があるが、大画面テレビの急速な普及と同商品のようなアイテムで「大勢で楽しむもの」という時代に移り変わっていくのかもしれない。今後、日本メーカーの追随を予感させるアイテムと言えそうだ。【東京ウォーカー】
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