知念里奈がプリキュアへの思いを語る! 「ちゃんと届くように歌いました」映画『スター☆トゥインクルプリキュア 星のうたに想いをこめて』

2019年10月16日 13:00更新

関西ウォーカー 二木繁美

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映画プリキュア最新作、2019年10月19日(土)公開の『スター☆トゥインクルプリキュア 星のうたに想いをこめて』で、ゲスト声優として星空刑事メリー・アンを演じ、映画主題歌「Twinkle Stars」の歌唱も務める知念里奈にインタビュー。物語の重要な鍵となるうたのことや、声だけで演じるにあたって苦労したこと、映画の見どころなどをうかがいました。

映画で星空刑事メリー・アンの声優と、主題歌「Twinkle Stars」の歌唱を務める知念里奈

映画で星空刑事メリー・アンの声優と、主題歌「Twinkle Stars」の歌唱を務める知念里奈

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プリキュアの声優に決まって

ーープリキュアの声優に決まったときのお子さんたちの反応はいかがでしたか。

今回のお話をいただいたときは、こんなご縁があるなんてと思って、すごくうれしかったです。うちは息子が2人いるんですが、上の息子のときは、朝、仮面ライダーを見てそのまま一緒にプリキュアを見ていたんです。なので、「プリキュアに出る」と話すと「すごいじゃん!」と喜んでくれました。

2児のママでもある知念。「プリキュアをすごく身近に感じています」と語ってくれた

2児のママでもある知念。「プリキュアをすごく身近に感じています」と語ってくれた

ーー今回演じる、星空刑事メリー・アン(アン警部補)というキャラクターに対しての思いを聞かせてください。

アン警部補は可愛くて好きですね。この役に挑戦できてすごく楽しかったです。自分の持っている引き出しの全てを使って演じました。最初から基本高めのテンションなのに、いろいろな事が起きるたびに、もっとテンションが上がっていってしまう。「私はどうなってしまうんだろう」と思いながら演じましたね。

知念里奈演じる、アン警部補。ちょっとドジでおっちょこちょいな一面がある

知念里奈演じる、アン警部補。ちょっとドジでおっちょこちょいな一面がある (c)2019 映画スター☆トゥインクルプリキュア製作委員会

プリキュアシリーズは、監督さんをはじめ、スタッフの皆さんが作品に対して、本当に愛情をもっておられるので、ちょっとよくないテイクだったときなどは、皆さんで相談して何度も根気よく私に伝えてくれるんです。こちらもいろいろチャレンジが出来るので、「気になることは、どんどん言ってください」とお願いしていたんですよ。何度も何度も撮り直して、皆さんの作品に対する愛情をたくさん感じました。

下の息子はまだ赤ちゃんなのですが、テレビでプリキュアを流していると、プリキュアたちの可愛い声に反応するんです。何も分かってなくても、この声色には反応するんだなと思って。私も、子ども達が見てくれたときにアン警部補を好きになってくれるような、可愛い声色が出来たらいいなと思って、体当たりでがんばりました。

舞台と声優、演じることの違いとは

ーー現在は舞台でも活躍されている知念さんですが、舞台で演じることと、声の演技に違いはありますか。

アン警部補は犬のおまわりさんですし、このビジュアルに普通のトーンの声じゃあわないですよね。用意したものより5倍くらい高いテンションで発声を頑張りました。ですので、この仕事の次の日はのどがきつかった。ミュージカルだと毎日公演して、歌ってセリフもあったりするんですけど、そちらのほうが普通でした。私の技術が足りてないからなんですけどね。

ーー全身表現と声だけの表現は違う、ということでしょうか。

そうですね。声優だと自分は誰にも見られないで、声だけで芝居をする。舞台では衣装やカツラなどいろいろなものに助けられていたんだと感じます。表現するということは一緒でも、全然違うんだなと思いました。

最初に録ったところは、結局最後に録り直したんです。最初の頃はわからないまま、一生懸命やっていたのですが、後半まで録り終わったあとにやっとキャラクターが見えてきて。もう一回最初にもどって、頭の部分をやりなおそうという話になったんです。キャラクターに対するスタッフの愛情を感じて、やり直しできてありがたかったです。

好きなプリキュアは?

ーー知念さんはプリキュアではどのキャラクターが魅力的に感じますか。

上坂すみれさんが演じる、キュアコスモですね。10月13日(日)にテレビで映画連動回が放映されて、そこで初めて私が演じるアン警部補が登場するんですが、そこでアン警部補のおっちょこちょいっぷりや、キュアコスモとの関係が描かれることになっているんです。その収録で上坂すみれさんとご一緒して、実際にキュアコスモ演じているのを目の当たりにしました。

キュアコスモとアン警部補

キュアコスモとアン警部補 (c)2019 映画スター☆トゥインクルプリキュア製作委員会

上坂さんはビジュアルも可愛いんですが、声も本当に可愛らしくて。キュアコスモはクールなキャラクターなんですが、そこがまた魅力的なんです。台本に「……」とか「!」とかいう記号が入るんですけど、そういうのにも声を当てなければいけない。ちょっとした動作や、キック受けるシーンなど、セリフはないけど、アニメーションの動きと一緒に、漏れる声みたいなものを出さなくてはいけなくて。

こういう声って、演じる方は大変なんですけど、アニメーションでみてるとまったく違和感がないんですね。走ってるシーンで息切れしたりとか、漏れてる音がすごくマッチしていて自然でした。見ていて本当に面白かったです。プロの仕事だなと感動しましたね。

私も頑張たんですよ「そこもうちょっと面白くしてください」というディレクションが来たりすると、どうしたらいいか悩みましたね。アン警部補はちょっとドジでお茶目な感じのキャラクターなので……。 みんなが劇場でプリキュアを応援するために振る「ミラクルスターライト」も、実はアン警部補が落としたものなんですよ。

映画主題歌「Twinkle Stars」に込めた想い

ーー主題歌「Twinkle Stars」を初めて聞いたときの感想を教えてください。また、どういう想いを込めて歌いましたか。

とにかく歌詞が素敵です。伝えたい言葉がまっすぐ書かれていて。プリキュアの主題歌なので、子どもが喜ぶような歌い方をするべきかなと思ったのですが、私のところに届いたメロディーはバラード調で旋律が美しかったんです。なのでこちらもあまり余計な準備はせずに、歌詞を大事にして、みんなにちゃんと聞こえるように届けようと思って丁寧に歌いました。

知念が歌う主題歌の「Twinkle Stars」は、映画の内容と歌詞、ダンスが融合し、ミュージカルのような一体感を感じることが出来る

知念が歌う主題歌の「Twinkle Stars」は、映画の内容と歌詞、ダンスが融合し、ミュージカルのような一体感を感じることが出来る

映画の見どころを教えてください。

ひとつは映画オリジナルキャラクター ユーマの成長でしょうか。ユーマは私たちの言葉はわからなくて、歌に反応するという設定なんですが、悪いエネルギーを感じると悪くなってしまうし、逆もある。それって人間の赤ちゃんみたいだなと思いました。

良くも悪くも、まわりからいろいろな影響をうけてしまう。だから余計に可愛いなと思えましたね。親目線で見るとユーマの成長は、子離れみたいな感じです。子どもの成長に重ねてみてしまいましたね。

もう一つはクライマックス。プリキュアたちもユーマも、本当は一緒にいたいけど、その人のことを思って離れる決断をする。そのあたりがキュンとします。

プリキュアシリーズのつながり

ーー子ども向けのヒーローアニメに対しては、どういう印象を持っていますか。

子育てしていると、ヒーローが必要だと感じることがあります。今回の映画では、プリキュアは地球人で、ユーマは宇宙から来た未確認生命体。でもユーマとの出会いで、全然違う自分たちがわかり合って、歩み寄って、心通わせてというような、子どもたちに口で説明しても中々伝えられないところを、こういうエンターテイメントで伝えられるって素晴らしいことです。ヒーローものに限らず、アニメってすごいなと思いました。

ーー今回の映画と昔のプリキュアとのつながりを感じるところはありましたか?

私は男の子のママだったので、プリキュアのビジュアル的なところに関しては、あまり関わりがなかったんですが、今回の映画で自分が少女だった頃を思い出しました。ピンクが好きだったなとか、フリフリに憧れたなとか。そんな心も思い出しながら楽しめて、女の子ママの楽しみ方はそこにあるのかなと思いました。

今はダイバーシティや多様性など、時代がどんどん変わってますよね。私はプリキュアとは久しぶりの再会だったんですけど、昔と変わらず同じ世代の子たちが、年頃になるとみんながプリキュアに夢中になるという、普遍的な素晴らしさがあると思います。

今回の映画のお話は、他者を受け入れるということにも通じています。それって今ニュースで話題になっているようなことですよね。こうやって時代に合わせて進化をしながら、変わらず子どもたちに愛され続けている、それはとてもすごいことだと思います。「他者と違って当たり前だよ」というメッセージを、エンタメで伝えられるっていうことは素晴らしいです。

【写真を見る】スター☆トゥインクルプリキュア初の単体映画『スター☆トゥインクルプリキュア 星のうたに想いをこめて』

【写真を見る】スター☆トゥインクルプリキュア初の単体映画『スター☆トゥインクルプリキュア 星のうたに想いをこめて』 (c)2019 映画スター☆トゥインクルプリキュア製作委員会

ーー今回の映画を楽しみにしているみなさんへ一言お願いします。

子どもたちはもちろんですけど、お父さんやお母さんにも楽しんで欲しいです。私も経験があるんですけど、映画館へ子どもの付き添いで行って眠くなってしまうのではなく、ご家族で観て、それぞれがいろいろな角度から楽しんで欲しいなと思います。

アニメやダンスなど、楽しい中で学べて大事なメッセージを受け取ってもらえるというのは、とてもすごいこと。プリキュアの映画シリーズは、子どもたちが劇場でペンライトを振ってプリキュアを応援したり、参加型ですごいんだっていうのを聞いて、ますます公開日が楽しみになっています。

『スター☆トゥインクルプリキュア 星のうたに想いをこめて』は、2019年10月19日(土)より梅田ブルク7ほか全国ロードショー。

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