黒毛和牛を希少部位まで余すことなく楽しめる肉バル「デル・ソーレ」
東京ウォーカー(全国版)
道頓堀の川沿いを歩いていると目を引く1軒のバルがある。その名も「デル・ソーレ」。連日多くの女性客でにぎわうこちらは、黒毛和牛の希少部位を使ったステーキをリーズナブルな価格でいただける肉バルだ。爽やかな笑顔が印象的な店長・種部さんに、人気の秘訣とお店のこだわりを伺った。

それぞれの部位が実力を発揮できる料理で、すべて余すことなく使いきる

木を基調にした温かみある店内に、センスの良いインテリア。女子ならだれもがよろこぶ、このお洒落な空間でいただけるのが、ジューシーな黒毛和牛のステーキだ。さまざまな部位を楽しめるのが売りのこちらだが、その数は何と28種類。大阪市内でも屈指の部位数を誇る。

「実は、同じビルに入っている焼肉店が手がけているんです。焼肉店だと、部位によって消費される量がまちまちで、どうしても余ってしまう。その分をイタリアンで補うことで、アレンジの幅が広がるだけでなく、ロスなくどの部位も消費することができるんですよ」と種部さん。
たとえば、サイズ的には焼肉での提供が難しいが、旨みが凝縮している部位は、ミンチにして黒毛和牛のボロネーゼに。牛スジはトマトソースで柔らかく炊いてうま煮やコトコト煮込んで牛スジカレーに、といった具合に、どの部位も余すことなく、最も力を発揮できる形で提供するのが「デル・ソーレ」の信念というわけだ。
1頭買いだからこそ実現する黒毛和牛の食べ比べ
なぜこんなに多くの部位を提供できるのか、種部さんに伺うと「メジャーな部位はもちろんのこと、聞き馴染みのない珍しい部位が手に入るのは、黒毛和牛を一頭まるごと仕入れているから。肉バルで黒毛和牛をこの値段で提供できるのも、一頭買いしているからこそ可能になるんですよ」。

黒毛和牛ステーキは、日替わりで15~16種類の部位がスタンバイ。各テーブルには、牛のイラストとともに、各部位の説明が添えられている。いずれも100g~注文可能だ。種部さんは「味の違いを楽しんでもらうためにも、最低2種類は注文していただければ。いろいろ食べたうえで、お気に入りの部位を見つけてほしいですね!」と数種類以上の部位に挑戦することをおすすめする。部位によって、霜降り具合や柔らかさ、味の濃さなど、食感も味わいも千差万別。食べ比べることで、その振れ幅に驚くだろう。

黒毛和牛を使ったさらなる挑戦

500~600kgもある仕入れた黒毛和牛は、ステーキだけでなく、さまざまな加工品にも変身する。付き出しとして供される生ハムは、塩と赤ワインで漬け込み、和牛の旨みを凝縮させた逸品。牛肉を使った珍しさで、ほかの飲食店にも卸すほどひっぱりだこだ。口に入れるとパキッと弾け、肉汁が広がる自家製黒毛和牛ソーセージもぜひ一度味わってほしい。和牛ならではの脂の旨味を感じられるはずだ。

2019年10月1日~はランチ営業もスタート。鉄板で焼いたアツアツのハンバーグを提供する予定だ。もちろん、ステーキの追加オーダーも可能。「道頓堀商店街の飲食店で働く人は、ランチタイムが終わった後に、自分のランチができる場所がなかなかないと思うんです。そんな人たちのために、ランチ営業は少し長めに17時までにしました。ハンバーグをガッツリ食べて、エネルギーを蓄えてもらえれば」と近隣の同業者へのエールを込めている。
新鮮な肉を贅沢に使ったサイドメニューも豊富に揃う。290円~とお手ごろ価格で楽しめるタパスや、ピッツァ、パスタなどにも、もれなく和牛を使用している。ワインやフルーツカクテルなど、多様なラインナップのドリンクとともに、黒毛和牛を思う存分堪能したい。
※デル・ソーレはAmexとJCBの地元を応援するプログラム「SHOP LOCAL」参加店です
【構成=CRAING/取材・文=高島夢子(エディットプラス)/撮影=鈴木誠一/ウォーカープラス編集部】
※記事内の価格は特に記載がない場合は税抜き表示です。商品によって軽減税率の対象となる場合があり、表示価格と異なる場合があります。
CRAING
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