イタリアンラー油も! “進化系食べるラー油”4種類を食べ比べてみた
東京ウォーカー(全国版)
一昨年から昨年にかけ、“食べるラー油”は世間で大ブームを巻き起こし、市場も大きく拡大したが、3月7日(月)、エスビー食品は、この“食べるラー油”の進化形を4種類発売。テレビや雑誌などで幅広く活躍する落合シェフ監修の“イタリアンラー油”なるものや、“ラー油ごま”“ラー油おろし”“ラー油ねぎ塩”が一気に登場するとのことで、気になる記者は早速お取り寄せ! その味を食べ比べてみた。
3月7日に発売されるのは、「落合シェフのかけチャオ!イタリアンラー油」(399円)、「のせタレ!ラー油ごま」(289円)、「のせタレ!ラー油おろし」(289円)、「のせタレ!ラー油ねぎ塩」(289円)の4種類。まず注目したのは、人気店「ラ・ベットラ」の落合務シェフが監修した“イタリアンラー油”だ。ちょっと味のイメージがつかない記者は、ドキドキしながらひと口、食してみた。
オリーブオイルをベースに、フライドガーリック、アンチョビ、オリーブなど、イタリア料理に多用される食材を加えた、まさに“イタリアン”なラー油なのだが、パセリや、バルサミコ酢パウダーなども使用されており、食べると、鼻から高級感のある香りが抜けるのが特徴。今回は、焼鳥を串からはずし、その一つにかけて食べたが、ラー油内の食材の複雑なマリアージュにより、ただの焼鳥が、高級レストランの味わいに変身! 卵焼きやトンカツにもかけてみたが、どれも“ちょいイタリアン”な感じに変わって、大人の味わいとなった。いつもの温野菜やサラダ、肉&魚のソテーが、高級レストランの味わいに昇華されるので、皆さんもぜひお試しを。ちなみに、具材のゴロゴロ感は、従来食べてきた“食べるラー油”に、一番近いように思える。
一方、かけるのではなく、もはや“そのまま食べてしまいたい”くらい美味しく仕上がっていたのが、濃厚なゴマの風味をかもし出す「のせタレ!ラー油ごま」。ねりゴマ・すりゴマ・いりゴマの3種類のゴマが使われており、まろやかな味わいが特徴なのだ。「これだけでもお酒のオツマミになりそう!」とスプーンですくって食べていたのは、記者仲間。ほのかなゴマの甘みと、後からくるピリリ感が、食欲をそそる仕上がりだった。質感はドロリとしており、ゆでた鶏肉にかければ棒棒鶏、ラーメンに入れれば担々麺風に。淡白な味わいの食品にプラスして、濃厚なゴマ味を引き立ててみてはいかがだろうか。
また、「どんな料理にも合いそう!」と安心感をもたらしてくれるのが、「のせタレ!ラー油おろし」と「のせタレ!ラー油ねぎ塩」。“ラー油おろし”の方は、たっぷりの大根おろしに、ラー油の味わいが加えられ、ポン酢風味に仕上げられたもので、さっぱりした味わいと食感は群を抜いてピカイチ。ポン酢好きの記者にはたまらない一品だった!
また、塩と鶏ガラをベースに、たっぷりのネギを加えたことで、深みのある味わいに仕上がったのが“ラー油ねぎ塩”。パクッと食べてみると、シャキシャキとした歯触りが魅力的な上に、酸味がさわやかで、これはヤミツキ度満点の一品だ!“ラー油おろし”とともに、納豆や卵焼き、冷奴など、“庶民的なおかず”に合わせるのがオススメだ。
2009年から人気に火が付き、昨年大ブームとなった、食べるタイプのラー油。ブーム以前の市場規模は14億円程度だったそうだが、バリエーションも増加したことで、“食べるラー油”の市場規模は、現在、120億円規模にまで成長しているという。今回、4種の進化系“食べるラー油”を登場させたエスビー食品でも、昨年3月に発売した「ぶっかけ!おかずラー油」が好調に売れ続けているそうだが、果たして、上述の新商品は市場のさらなる活性化につながるか、今後の動向にますます注目が集まっている。【東京ウォーカー】
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