“読書の秋”到来!女子大生作家にオススメの本を聞いてみた
東京ウォーカー(全国版)
“読書の秋”がやってきました!でも、「どんな本を読もうかな」と迷っている人も多いのでは?先月初書籍を上梓した、女子大生ツイッタラーのもちこ(@mochikodayoyo)さんに、オススメの本や自身の読書スタイルについて聞きました。

――もちこさんにとって「読書」とは何ですか?
もちこ:精神安定剤であり、日常に刺激を与えてくれる活性剤です。私1人の人生で経験できることって本当に閉鎖的なもの。でも本は他の誰かの人生や価値観にたくさん触れることができます。本を読めば読むほど、人の何倍もの経験が出来て、知識や視野が広がり、精神か安定するし、モチベーションが加速したりします。
――どんな時本が読みたくなりますか?
もちこ:何かに行き詰まった時、辛いことがあった時、疲れた時、などマイナスな気持ちが溜まったら「あ!本読まなきゃ!!」となります。精神安定剤なので(笑)夜寝る前に読むのが一番好きです。あとは、「最近刺激が足りないな〜」と感じた時も。「前から気になってたあれとあれとあれを読もう!早く読みたい!!」ってなります。
――恋愛エッセイを書かれたもちこさん。恋する女の子にオススメの本をベスト3を教えて下さい!
1.『ナラタージュ』(島本理生・著、角川書店)
理由:「私はこんな気持ち知らないのに」本当に愛の苦しさややるせなさを体験してしまって、全てがフラッシュバックするかのような文章です。共感して苦しくて泣いてしまうと思います。でも、とっても報われます。
2.『ほかならぬ人へ』(白石一文・著、祥伝社)
理由:恋とかじゃないんです、一生に一度体験できるかどうかの尊いお話を、丁寧に美しい文章で書いてあるのを、思いっきり好きなだけ泣きながら読めます。嗚咽が出るくらい、ラストは涙が止まらなかった。
3.『選ばれる女におなりなさい』(デヴィ・スカルノ・著、講談社)
理由:その他大勢の中から選ばれる唯一の女になるにはどうしたら良いのか、選ばれてきたデヴィ夫人の考え方や人生が、あまりに知的で自分とは全く違うものだと衝撃を受けました。恋だけじゃなくて人生のモチベーションも上がる本です。

――どんなシチュエーションで本を読むのが理想ですか?
もちこ:朝起きて、カーテンを全部閉めて部屋の電気も消して間接照明だけにして、アロマキャンドルを焚いて、音楽をかけながらベットで何時間もずっと活字に浸るのが一番の天国。昼か夜かわからなくて、時間を気にせずズーーーっと読んでいられるって最高ですよね。そこにチョコレートとホットコーヒーがあれば完璧です。
本の世界にすごく没頭できそうなシチュエーションですね!
あなたもこのインタビューを参考に、おうちで、カフェで、図書館で、読書を満喫してみて下さい。

稲木圭祐
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