「フレンチの神様」ジョエル・ロブションから特別ディナーコースが登場
東京ウォーカー(全国版)
六本木のフレンチレストラン「ラトリエ ドゥ ジョエル・ロブション」では、11月3日(日)までの期間、オープン当時である16年前の”ガラディナー”の世界が楽しめる特別ディナーコースを提供する。ガラディナーとは、クリスマスイブや大晦日などの特別な日のためのディナーのこと。昨年惜しまれながらも亡くなった「フレンチの神様」ジョエル・ロブションが贈る最高傑作の数々を、親しみやすい雰囲気に包まれたレストランで堪能できる。

ラトリエ ドゥ ジョエル・ロブションは、ジョエル・ロブションが提案する”全席カウンタースタイル”が基本のフレンチレストラン(※現在の六本木店にはテーブル席も用意)。最大の特徴は、料理人や周囲の席の人と気軽にコミュニケーションを楽しめること。友人や家族とはもちろん、初めての人が一人で訪れてもリラックスして良質なフランス料理を味わえる、二つ星レストランとは思えないほどカジュアルで親しみやすい雰囲気となっている。
現在はパリやニューヨークはじめ世界10か国で展開しているが、その第1号店となったのが2003年にオープンした六本木の店舗。今回の特別ディナーコースでは、16年前のオープン当時の料理を再構成した特別メニューを熱烈なファンからの要望に応えて提供する。価格は2万2000円(税込、サービス料10%別、ドリンク別)で、事前予約が必要だ。
シェフをつとめるのは、弱冠26歳の若さでパリ店舗のスーシェフに抜擢された関谷健一朗氏。昨年は「第52回<ル・テタンジェ>国際料理賞コンクール」にて、日本人として34年ぶりの優勝を果たした凄腕シェフだ。

メインディッシュとなる料理は、削りたての白トリュフの香りが魅惑的な「うずらにフォアグラを詰めキャラメリゼ ポテトピュレと共に」。キャラメリゼには醤油やはちみつも使用しており、シェフの関谷氏いわく「計算し尽されている」逸品だという。

また、受け皿の紅葉が日本の秋を感じさせる「半熟卵 ジロール茸と共にカプチーノ仕立て」や、包みの表面のハーブの柄が印象深い「鱈のプランシャ焼き ハーブを織り込んだパスタで覆って」にも注目したい。これら2品は、関谷氏がパリで活躍していた頃から「何千品とつくってきた」思い入れの深いメニューだ。

その他、タラバ蟹を贅沢に使用した料理や、デザートのクランベリームース、シュルトリューズのスフレを含む全9品の豪華でボリューム満点なラインナップ。どれも味だけではなく、見た目の美しさ、素材選び、香りや触感、全てにこだわりと工夫の詰まった自慢のメニューとなっている。既にジョエル・ロブションの魅力を知る人はもちろん、初めて味わう人も心を奪われること間違いなしだ。
関谷氏は特別ディナーコースについて「どれか一品おすすめのものを選ぶというのは難しい。すべてがジョエル・ロブションのこだわりのもの」と語り、「メインディッシュやフォアグラなどの高級食材につい目が奪われがちだが、ぜひ一品一品を大切に味わってほしい」と述べていた。
提供期間の開始前日、一夜限りのガラディナーに訪れた熱心なファンからは「彼の遺した最高のものがここにある」と絶賛する声も見られた。惜しまれながらも昨年亡くなった「フレンチの神様」、ジョエル・ロブションが彼の信頼するシェフとともに贈る特別ディナーコースをぜひ堪能して。
また、10月31日(木)までの期間、店舗ではハロウィーン仕様の特別デコレーションが行われている。特別ディナーコースと一緒にこちらも楽しんで。

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今井優佳
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