“美髪”を作る泡パックとは?“シャンプーの基礎”おさらい
東京ウォーカー(全国版)
女性ならやっぱりサラサラ&ツヤツヤな“美髪”に憧れるもの。ところが、アンケート(※)によると、「現在、自分に合ったシャンプーができている自信がある」と答えた女性はわずか19.4%という悲しき結果に。洗髪方法に迷いがある女性は多いようだ。そこで、花王ビューティケア研究センターの専門家・小鹿先生を直撃! 洗髪方法や、紫外線対策にまつわるエトセトラなど、“美髪”になる方法を改めて教えてもらった。(※アイシェアが20~50代の男女805人を対象に調査。内、女性50.4%の回答を集計)
【洗う】シャンプーの時は“泡パック”がマスト!
花王でとったデータによると、“地肌にマジックを塗ってシャンプーで落とす実験”では、30代女性の約4割の人が“いつもの洗い方”でマジックを落とせなかったとのこと。「爪を伸ばしていることで、地肌を上手に洗えない人や、同じところを洗い続けている人も多かったんですよ」と先生が言うように、正しい知識がないために“美髪”になれない人も多数いるのだ。
そこでまず、洗髪するときに意識してほしいのが、“泡マッサージ”。“プレシャンプー”のつもりで、髪に指を通しながら、髪と地肌をお湯ですみずみまで濡らしたら、シャンプーで“泡マッサージ”を開始。生え際・耳の後ろ・襟足から頭頂部に向かって、クルクルとらせんを描くように地肌を動かし、マッサージした後は、頭にあるたくさんのツボをプッシュしよう。
さらに、シャンプーの仕上げとして、濃密な泡で地肌から毛先までを“泡パック”するのがポイント!「“泡パック”はほとんど認知されていませんが、髪を根元から泡で包み込むことで、シャンプーの成分を髪全体に行きわたらせることができるんですよ」と、先生はコメントする。時間を置く必要はないそうで、洗髪している段階で、根元から毛先までを泡が包んでいればOKなのだそう。知らなかった人は、これから意識して、繭に包まれるような心地良さを味わってみて。
【乾かす】髪が濡れた状態で寝ると、クサい頭に!?
夜は疲れて、洗髪後の髪を乾かさないで寝てしまうこともあると思うが、それは雑菌繁殖のもと!“美髪”を目指すなら、髪が濡れた状態で寝てしまわないことが大切だ。「濡れた状態で寝ると、キューティクルがこすれ、髪が傷んでしまうのはもちろん、地肌が蒸れて菌が発生し、紅斑やフケ、かゆみの原因になるんですよ」と先生は言う。地肌に発生した菌は、ニオイのもとにもなることもあるというので要注意なのだ。
また、髪を乾かすときは、タオルとドライヤーを使ってしっかりドライ。地肌は水分を吸収させるように、タオル越しに指の腹を押し当てて、毛先はタオルで包み込んでポンポンと優しくたたいて。ドライヤーは、指が熱くないレベルの温度を目安に、髪の根元から風を当てるように乾かそう。
【守る】紫外線から髪を守るのは“風通しの良い帽子”
これからのシーズン気になってくる紫外線は、“髪に良くないもの”の1つ。紫外線を浴びると、髪の保護膜(MEA)が失われやすくなり、キューティクルが浮き上がりやすくなるのだそうだ。とはいえ、長時間、帽子をかぶり過ぎてしまうと、頭をムレさせてしまい、やはり地肌の菌を繁殖させてしまう結果に。なるべく風通しの良い帽子を選んで紫外線を防ぐことが重要だ。
加えて、これから到来する夏季は、海やプールで遊ぶ機会も多くなるが、濡れた状態で紫外線に当たれば、髪のメラニンが分解されやすくなり、より傷んだ髪に…。水遊びで頭を濡らし、乾かさないで帽子をかぶる…というのは“美髪”にとって最悪なパターンなので気をつけよう。
「“美髪”になることは、見た目的にも大事ですが、地肌トラブルを防ぐことにもつながるのでぜひ目指してほしいですね」とは小鹿先生。地肌がトラブルに陥ると、紅斑や吹き出物、フケが発生する原因にもなるとか。上述の良い洗髪方法・良いドライ方法・日頃の注意点を復習して、皆さんもぜひ“美髪”を目指して。ちなみに、花王「アジエンス」では、2月中旬より、“美しい髪を育む”ためのお手入れ方法「ご自愛メソッド」のミニBOOKがついた新製品の特別セットを販売。こちらも参考にしてみてはいかが? 【東京ウォーカー】
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