様々なエンタメが詰まった野外イベント『大阪パフェ』が今秋開催!プロデューサー・たむらけんじインタビュー

関西ウォーカー

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『お笑い』『音楽』『スポーツ』『グルメ』『子ども』の5つの軸をフィーチャーした大型野外イベントの『大阪パフェ』が11月9日(土)、10日(日)の2日間万博記念公園で開催される。月亭方正とたむらけんじが総合司会とプロデュースを務め、お笑い芸人、アーティスト、子どものためのスポーツ教室、フードエリアなどのエンターテインメントがギュッと詰め込まれている企画となっている。

今回そのプロデューサーを務めるたむらけんじに『大阪パフェ』に対する思いを伺った。

『大阪パフェ』が11月9日(土)、10日(日)万博記念公園で開催される


『大阪パフェ』は万博記念公園のお祭り広場と下の広場で行われる野外イベント。メイン会場となるお祭り広場では『メチャキキーナ』エリアとしてお笑いと音楽のステージ。下の広場では『メチャアソビーナ』『メチャタベーナ』『メチャヤスミーナ』エリアと銘打ってスポーツやグルメ、子どものためのエリアとなっている。

お笑いライブではTVで活躍中の霜降り明星やミキなど人気芸人が多数出演し、音楽フェスも、あゆみくりかまき(オープニングアクト)、ET-KING、NMB48、大阪☆春夏秋冬、純烈、スキマスイッチ、たこやきレインボー、東京ゲゲゲイ、ファンキー加藤、ベリーグッドマン、yaiko(矢井田瞳) × takatakaなどが出演が決定。

さらに月亭方正とたむらけんじのコラボ『Tam-ho-(タム・ ホー)』による作詞、月亭方正作曲のテーマソングが会場を盛り上げる予定だ。

たむらけんじの『TKF大祭り』という出発点


【写真を見る】プロデューサーを務めるたむらけんじ


『TKF大祭り』が今回の出発点だと語るたむら


たむらは2012年に淡路島で行われた、たむらけんじ芸歴20周年記念『TKF大祭り』を振り返り、そのイベントこそが今回の『大阪パフェ』の原点なのだという。『TKF大祭り』も同様にお笑い、音楽、グルメ、子供のためのスポーツ教室などを楽しむイベントが催され、たむらは「この5つのテーマは僕のなかにずっとあるんですよ」と話し自身の原動力のようなものだという。

「『TKF大祭り』のときに2日間で2万3千人という予想していた数を大幅に上回るお客さんに来ていただいて、またこういうイベントをしたいなという想いはずっとありました。次にできるとしたら芸歴30周年の時にしようかなって考えていたんです」ところがそんなときに、月亭方正から話を持ちかけられたのだという。

月亭方正はもともと音楽好きで今回の『大阪パフェ』のテーマソングの作曲も担当するほど。たむらは「たまたま方正さんが今の若いバンドの人たちと話す機会があって、そこで彼らが1万人集めるイベントの話を聞いてビックリしたらしくて、そこから音楽フェスの企画を考えていたみたいです。それで僕に『一緒にやってくれへん?』と話をされたんです。でもお笑い芸人がする音楽フェスだと小籔千豊が主宰している『コヤブソニック』と同じものになってしまう気がしたので、方正さんのやりたかった音楽に僕が『TKF大祭り』の要素で肉付けしていくような形で話が進んでいきました」と語る。

たむらは大阪の魅力として、裏表のない物事がはっきりしているところを挙げて「それってすごく可愛いんです。そういうのを『人情』や『温かみ』と表現したりするんやろうけど、僕にとっては可愛げって言葉がしっくりときますね」と分析する。「その可愛げというのがお笑いの世界では絶対必要な要素やと思うんです。

もちろん方正さんも『日本のエマニエル坊や』みたいな可愛げに溢れている人なんですけど、実は根はすごい真面目な人。落語に挑戦されるのもそうですし今回の企画もきちんと準備されている。性格の違う方正さんと一緒に進めるからこその気づきや、納得させられるところがあります」とお互いの息もピッタリ。その二人が仕掛けるイベントだからこそ、自信持って楽しいことができるのだと話す。

たむらオススメの飲食店が集結!人を集める極意とは?


たむらけんじだからこそ集まってくれたお店の数々


『メチャタベーナ』エリアでは、たむらがプロデュースするグルメも充実。たむらは「僕が食べて本当に美味しいと思うお店に協力してもらいました」と豪語する。『淡路カントリーガーデン』『Genji(源氏)』『Tsurumen』『ラ・ルッチョラ』という人気店が名を連ね、なかでも『淡路カントリーガーデン』は『TKF大祭り』から引き続き出店してもらえるというお店。

「『TKF大祭り』の時はいろいろなお店のソフトクリームの食べ比べをしたいという僕の企画に10月という時期の関係で懐疑的な声があったんですが『たむけんの頼みやったら』って『淡路カントリーガーデン』さんだけは引き受けてくれたんです。そしたら当日まさかのポカポカの晴天でソフトの機械が動かなくなるまで売れ続けたんです。損得関係なく気持ちの部分で動いてくれる人がいると、やっぱりいいことに繋がるんやなって確信しました」と語る。

今回もいろいろなお店に頼み込んだというたむらは「『Tsurumen』さんは情熱大陸でも取り上げられたりするラーメン屋さんで、アメリカのボストンでしか出してない松茸ラーメンがあるんです。でも今回僕がお願いしたら即決でそれを作ってくれるって言ってくれて、こんな珍しいラーメンを食べられる機会なんてなかなかないですよ」と話し、呼びかけに応えてくれたのだと言う。

たむらは「最終的に15店舗を企画してて、そのどれもが本当に美味しいお店しか揃えてません。ここでしか食べれないコラボ企画のグルメや、松本人志さんが絶賛するほどのお店なんですが惜しまれつつ閉店した『醤じゃん』の麻婆豆腐の限定復活なんかも考えてます。それに下の広場は『大阪パフェ』のチケットがなくても誰でも入れるエリア。グルメだけでもぜひ足を運んでほしいです」と呼びかける。

これだけの人気店が出店してくれるのもたむらけんじの人を惹きつける求心力があってこそ。たむらはプロデュースすることはテクニックではなく、人との触れ合いや関係性の延長線上にあると話し「『TKF大祭り』の『淡路カントリーガーデン』さんの時もそうだったんですけど、その時だけ利用してやろうなんて思ってたいら人は察知して動いてくれなものやと思います。

普通の付き合いを大事にしてその上で『一緒に楽しいことをしたいので力を貸してください、絶対に損はさせません』と声をかけさせてもらっています。やっぱりwin-winじゃないと」と人間関係に支えられているのだという。振り返ると『TKF大祭り』では明石家さんま、ナインティナインも「たむけんの企画やから出るわ」と声をかけてくれたり、スキマスイッチも忙しいなか都合を合わそうとしてくれていたという。「スキマスイッチは前回ギリギリまで粘って頑張ってくれてたみたいなんですが、それでも出演が叶わなくて。今回の『大阪パフェ』ではその時のリベンジと言いますか、真っ先に出演をOKしてくれたんです」と嬉しさを口にする。

子どもに託す思い、そして『大阪パフェ』の今後とは?


自分が体験したことを子供たちにも体験してほしいのだと語る


子どもに関して強い思いがあると言うたむらは「『子どもは国の宝』と思っていて将来子どもたちにこの国を支えていってもらいたいんです」と語る。たむらは自身の記憶を思い返すと「レツゴー三匹さんが小学校に来てくれたことがあったり、野球の南海ホークス友の会っていうファンクラブで現役選手が教えてくれたり、そういう子供の体験ってすごい覚えてるんです」とその体験から『大阪パフェ』では子供たちにもじかに触れ合ってほしいのだという。

11月10日(日)スポーツエリアでは『たむらけんじSP枠』と題し、オリックス・バファローズの海田智行選手と安達了一選手が野球教室を開催。子どもたちと機会を作っているのだという。「やっぱり僕が体験して楽しかったことを、僕らなりに提供していきたいんです。そこで出会ってスポーツの面白さに気づいてその道に進んでくれたりしたら最高ですよね」と話す。

将来的に『大阪パフェ』というイベントの規模を大きくしていきたいというたむら。「お祭り広場、下の広場だけでなく万博記念公園を全面借り切って、東の広場を子どもの遊ぶエリアにしたりとかですね。遊具や移動動物園を持って色々な遊びができるん違うかな」と構想しているのだという。

「こっちでお笑いライブ、向こうでは音楽フェスという風に分けたり、これから売れるという若手にはミニステージを作ってみる。大阪の吉本が一丸となっていく。それが第一歩かな」とまずは5年間続けていくことが目標だと話す。「その時にはぜひブルーノ・マーズに来てほしいです(笑)。格闘技界は10億円でメイウェザーを呼ぶことに成功したから、エンターテインメントの世界でもみんなの力を合わせてブルーノ・マーズを招待してみたいですよね」と今後の目標を語る。

最後にたむらは「とにかく僕たちが楽しいと思うことを詰め込んだイベントになっております。パフェとはスイーツ界のパーフェクトのパフェでいろいろなものが入ってると思いますけど、このイベントにもいろんなものが詰め込まれていてパーフェクトなイベントを目指しています。みなさん思いっきり楽しんでください」と呼びかけている。

『大阪パフェ』は11月9日(土)、10日(日)の2日間万博記念公園で開催。

■公演日:2019年11月9日(土) 、10日(日) 開場11:00 / 開演12:30 / 終演19:00予定 ※「下の広場」の入場時間は、HPにて後日発表。会場:万博記念公園(大阪府吹田市千里万博公園1-1) 「お祭り広場」「下の広場」

出演:月亭方正、たむらけんじ

11月9日(土)出演アーティスト:ET-KING、大阪☆春夏秋冬、スキマスイッチ、たこやきレインボー、東京ゲゲゲイ

11月9日(土)出演芸人:アインシュタイン、EXIT、銀シャリ、シャンプーハット、チョコレートプラネット、 テンダラー、トット、藤崎マーケット、マルセイユ、レイザーラモン、笑い飯

11月10日(日)出演アーティスト:あゆみくりかまき(オープニングアクト)、NMB48、純烈、ファンキー加藤、 ベリーグッドマン、yaiko(矢井田瞳)× takataka

11月10日(日)出演芸人:アキナ、祇園、さや香、霜降り明星、ダイアン、フースーヤ、ミキ、見取り図、 ゆりやんレトリィバァ、ラニーノーズ、和牛

料金:【前売】1日券: 7,000円 2日券:12,000円 ファミリーゾーン券:7,000円(1日券)※ファミリーゾーン券は好評につき完売【当日】1日券: 7,500円(当日は1日券のみ)

※料金は全て税込価格。また、万博記念公園の入園料も込み。 ※「お祭り広場」のみチケットが必須。「下の広場」への入場は無料。 ※チケット(全券種)1枚につき小学生以下のお子さま3名様まで入場無料。 ※ファミリーゾーン券は「お祭り広場」内の芝生エリアに入場可能。 ※雨天決行。荒天の場合は中断、中止の可能性あり。 お問合せ:チケットよしもと予約問合せダイヤル(10:00~19:00)TEL 0570-550-100

桜井賢太郎

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