キラキラ楽しい!アートイベント「スマートイルミネーション横浜2019」開催中
東京ウォーカー(全国版)
11月1日から11月4日(月・祝)までの4日間、アートイベント「スマートイルミネーション横浜2019」が横浜・日本大通り駅から徒歩約3分の会場(象の鼻パーク、象の鼻テラス他)にて開催中。アーティストをはじめ、大学や企業による光のアート作品など全21プログラムを展開している。

例年20万人を超える来場者が訪れている同イベントは今回で9回目の開催。2011年に発生した東日本大震災を踏まえ、LED照明や太陽光発電など、これからの時代に不可欠な省エネルギー技術を使い、アートの創造性と融合させたイベントとなっており、“新たな横浜夜景の創造”を試みている。
今年のアートプログラムテーマは、「スポーツ・からだ・エモーション」。開催中の世界的ラグビーの祭典、さらには来年開催される世界的スポーツの祭典を控え、スポーツへの注目度が高まるいま、“人間の身体”に着目する。ちなみに、11月2日は海外2都市(ジャカルタ・ニューヨーク)、そして横浜の文化及び街づくり関係者が集い、意見交換を行う「スマートイルミネーション・サミット 2019」も開催している。
ワークショップなども行われ、見どころ盛りだくさんの内容で開催している同イベントだが、会場に到着してすぐに目に飛び込んでくるのが、迷路のような巨大アトラクション「チャレンジ!!象~ン(ゾーン)~子どもクリエイターと考えたスマイルコース~」(作家:高橋匡太 ※「高」の字は「はしご高」)。
これは、「自分たちの遊び場を自分たちで考え作る喜びを子どもたちに感じてもらいたい」「作ることのワクワク感を未来のクリエイターに感じてほしい」というアーティストの思いから始まった次世代に向けたアートプログラムとなっており、事前に2日間に渡って実施したワークショップ「高橋匡太さんと光のコースを作ろう」で、10人の子どもたちが思い描いた“コースプラン”を下地にして作っている。

高橋氏は「彼らのアイデアに忠実に作りました。子どもならではのシュールなアイデアもあり、例えば『“味海苔”のトンネル』といった箇所も。『自分の好きなものを思い描いて』といったら、こういったスケッチが出てきました。他に『サメに襲われる』とか『小さな猫がいる』とか、そういったアイデアもコースで再現しています」と解説。この象の形のコースは、夜にキラキラと輝き、楽しげなビジュアルと共に幻想的なムードも醸し出している。

また、その場に居合わせた人々が自転車を漕いで、思い思いの光を作り出す「たまごプロジェクト」(作家:ミラーボーラー)や、“夜の卓球”を楽しめるようにブラックライトで蛍光に光り輝く卓球台を用意した「ルミナスピンポン」(作家:原倫太郎+原游)など、例年にも増してユニークなインスタレーション作品が登場している同イベント。「スポーツ・からだ・エモーション」のテーマ通り、それぞれが“体を動かす楽しさ”を味わえるものとなっている。
Raira
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