2018~2019年にオープン!福岡県内の新しいコーヒーショップ4選
九州ウォーカー
福岡で18年11月〜19年10月の約1年の間にオープンしたコーヒーショップをセレクト。こだわりとトレンド、二つを融合させた新鋭たちをたっぷりと味わおう!
ミニマムにコーヒーと暮らす道を選んだ2人「森とコーヒー。」

北海道生まれの山田さん夫妻が営むコーヒー焙煎所は無駄がない。いつでも移動可能なトレーラーハウスを工房兼店舗として活用し、焙煎に注力できる週4日のみの営業スタイル。場所は自宅隣の空き地だ。さらに焙煎したての鮮度のよさを楽しんでほしいと事前予約を推奨し、焙煎日も明確にしている。シンプルにコーヒーが好きという夫妻らしく、どの豆もバランス感に優れ、毎日飲みたくなるような味わい。


[森とコーヒー。]福岡県糸島市本1357-9 / 050-7108-0308 / 12:00〜20:00 / 月曜・火曜・水曜休み
名水が生んだコーヒーを城下町の古民家で楽しむ「珈琲 山口」

明治期築の古民家を改装した自家焙煎のコーヒー店。店主の山口啓介さんは三瀬峠の名店「珈道庵(こどうあん)」の出身。修業店と同じくきれいな水で豆を洗い焙煎したいと思い、名水が湧く秋月に店を開いた。

抽出はハリオV60に手縫いのネルをのせ落とす独特のスタイル。中深煎りした豆の柔らかい余韻が残るように心がけている。客席の隣は全面が日本庭園。水のせせらぎに耳を傾けながら喫茶を楽しみたい。写真は、香りのよい「ブレンドa」(500円・税込)。席に着くとまず突き出しとして水出しコーヒーが供される。

[珈琲 山口]福岡県朝倉市秋月673 / 0946-23-9585 / 11:00〜17:00 / 不定休
5つのロースターと自家焙煎豆を気分で楽しむ「With Coffee」

「バスキングコーヒー」や長崎の「カリオモンズコーヒーロースター」など個性的な5つのロースターの豆が味わえる。オーナーバリスタの濱田孟士さん自身も焙煎を手がけるが、「生産者の気持ちに寄り添いたい」と自分が行ったことのある農園のものしか焼かないこだわりを持つ。

11月には隣に店舗を拡張しコワーキングスペースを設けるほか、新しい3kgの焙煎機で新たな焙煎に挑戦する。写真は、「ブラックコーヒー」(500円・税込)と「あんバタースコーン」(180円・税込)。自家焙煎したグアテマラ「ラ・タシータ農園」は浅煎りと深煎りの2種類を用意する。コーヒーのお代わりは200円引き。

[With Coffee(ウィズ コーヒー)]福岡県福津市中央6-6-15 菊池ビル1F / 0940-51-4685 / 11:00〜20:00、土曜〜22:00、日曜・月曜〜18:00 / 不定休
古風でモダンな大人の隠れ家「工藤珈琲焙煎所」
古賀市に誕生した屋内外のライフスタイルを提案する複合施設内にオープン。築140年の米蔵を改装した店内では名作チェアに座り、オーディオの名機から流れる音楽にゆったり浸れる。サイフォン式で淹れるコーヒーはミニカップで2杯分ありシェアも可能。こまめに焼いた新鮮な豆の風味が生きている。


[工藤珈琲焙煎所]福岡県古賀市天神1-22-6 サードプレイス内 / 092-940-2200 / 11:00~18:00、月曜13:00~ / 火曜・水曜休み
九州ウォーカー編集部
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