九州を代表する舞踏家・原田のほとばしるメッセージを体感せよ
九州ウォーカー
地元・福岡を拠点に活躍し続ける前衛舞踏家・原田伸雄。早稲田大学在学中に、劇団「自由舞台」で作品の演出などを手がけ演劇の世界に足を踏み入れるが、1972年、笠井叡の「丘の麓」を観てからは、舞踏に強くひかれ、やがて転身していく。1980~84年に舞踏結社「青龍會」を主宰し、地元・福岡へ帰郷後の1994年に、再び「青龍會」を結成し、いまもなお精力的に活動を続けている。
彼の舞踏には、振り付けはまったくない、舞台上で感じたままに想いを表現していく、いわば即興舞踏だ。つまり、同じ舞台というものは2つと存在せず、瞬間的に組み立てられていくそのプロセスと、ありのままの肉体からあふれ出すメッセージが、激しく、美しく、そして儚く絡み合う。
2008年の6月より、“肉”にちなんで、毎月29日に開催されてきた「肉体の劇場」。今回をもって、月例の連続公演は一旦、幕を下ろす。すべて師弟対決となる3公演で、熱くみなぎる肉体からの言葉を、ずっしりと感じてみてはいかがだろうか。
【福岡ウォーカー】
※福岡ウォーカー4月号(2011年3月19日発売)のP125で紹介した同記事内で、会場がアートスペーステトラとありますが、Space Terraの誤りです。関係者ならびに読者の皆様にご迷惑をおかけしました
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