鉄博よりスゴい!? 名古屋の新名所“リニア・鉄道館”の見どころ紹介
東海ウォーカー
3月14日、名古屋・金城ふ頭に、JR東海の巨大ミュージアム「リニア・鉄道館~夢と想い出のミュージアム」(愛知・名古屋市)がオープン。SLをはじめ、超電導リニアなど世界最高速度を記録した3車両など、計39両の列車が集結した魅力的なスポットとなっている。さらに、“体験アトラクション”や“学びのコーナー”などもあり、館内は、1日では制覇しきれないほどの充実ぶり! ここでは、その面白さ・スゴさを5つに分け紹介しよう。
■歴代新幹線や特急、SLなど39両の車両を一挙展示!
「流電」の愛称で親しまれたモハ52形式電車や、木製車体のモハ1形式電車、オレンジとグリーンのカラーリングで馴染みが深いクハ111形式電車など、39両もの実物車両がズラリと並んだ様子は、鉄道ファンでなくても思わず見とれてしまうほどの大迫力! 約1世紀も前、1923年にアメリカから輸入されたED11形式電気機関車など、鉄道の歴史を感じられるラインナップにテンションが上がること間違いナシだ。これらの車両は、2階のデッキから一気に眺めることもできる。圧巻の眺望を楽しんで!
■最新鋭の「N700系新幹線」シミュレータで、時速270kmの世界を体感!
本物の運転台そっくりで、路線や難易度が多彩な“運転シミュレータ”。2種類の在来線に加え、N700 系新幹線で時速270kmの世界を体感できる。体験は抽選方式だが、それぞれには違った面白さがアリ。新幹線シミュレータでは、スクリーンのCG映像を見ながら、東京~名古屋間を約15分運転することができるほか、313系の実物大乗務員室を使った日本初の車掌シミュレータでも車掌体験ができるので、この機会に運転業務・車掌業務の重要性や楽しさを実感してみては。
■世界最高速度を記録した歴代車両を見て、乗って、触る!
リニア・鉄道館のテーマともいえる、スピードへの探求を具現化した“シンボル展示”。ここでは、2003年に、山梨リニア実験線で、驚異の鉄道世界最高速度、時速581kmを記録した車両など、“ここでしか見られないもの”が見学できるのがポイントだ。また、超電導リニアMLX01-1では、軽量化を追求したアルミニウム合金製の車内も見られるので、乗った人は感動すること請け合いだ。
■日本最大級のジオラマで「東海道新幹線」沿線を再現!
幅約33m×奥行き4~8mと日本最大級の面積を誇る“鉄道ジオラマ”は、巨大なスケール感が魅力。HOゲージで東京から大阪までが細かく再現されているが、海底部分には難破船なども配置されており、遊び心いっぱいだ。夜にはライトアップもされ、ビルや駅、遊園地などの夜景の美しさには思わずウットリ。混雑時を除けば、大阪方面の線路で、一部車両の操作もできるというので、タイミングをみてお試しあれ。
■車両や駅など鉄道について触って学べる多彩な展示!
「どうして電車は走るのか?」そんな根本的な疑問から、レールや架線、駅の発券機の仕組みまで、鉄道に関する疑問に答えてくれるのが“鉄道のしくみコーナー”。発券業務の高速化のために棒を使用した“ピン式出札機”や、架線から電気を取り込むために使用されるパンタグラフなど、普段近づいて見ることのないディテールを間近に見られるのがうれしい。また、“デリカステーション”では、限定パッケージの弁当なども味わえるので、同スポットはお楽しみコンテンツが満載だ。
さらに「リニア・鉄道館~夢と想い出のミュージアム」には、“映像シアター”や“歴史展示室”など、見どころがいっぱい! 同館事務局の山戸青史さんは、「鉄道ファンに限らず、どんな人でも鉄道と共に思い浮かぶ、人生の1シーンがあるはず。そんな1シーンが見つかる博物館です」と話しているので、あなたも、鉄道の夢と想い出を追いかけて訪れてみてはいかが? 【東海ウォーカー】
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