沖縄県産ミュージシャンが勢ぞろい!熱いパフォーマンスで会場がひとつに
東京ウォーカー(全国版)
「第3回沖縄国際映画祭」4日目の3月25日、宜野湾市のトロピカルビーチに特設されたビーチステージにて「エール,ラフ&ピースうちなーミュージシャンライブ」が開催された。同イベントでは、沖縄県内で放送されているテレビ番組『ラフピー!~沖縄国際映画祭への道~』」の「ウチナーミュージックバトル」を勝ち抜いた5組の沖縄出身ミュージシャンが、力強い歌声と演奏のパフォーマンスを披露した。
注目のトップバッターは、18歳の女性シンガー・南海(なみ)。アコースティックギター1本というシンプルなスタイルでスローバラードを歌い上げるその姿に、観客は吸い込まれるように聞き入り、フットボールアワー・後藤は彼女の透明感のある歌声を「キレイな声!」と大絶賛していた。
2番目に登場したのは4人組男性ボーカルグループ・岬。4人そろって黒いTシャツに白い帽子という衣装で、「被災地に少しでも笑顔が届きますように!」と声を張り上げ、歌う前から気合十分。パフォーマンスが始まると、全員で背中に“岬”と 書かれた白いシャツを羽織り、ラップ調のメロディーで「スイヒッヤー、スイヒッヤー」という、独特の掛け声を会場中に響かせた。曲の終盤、おもむろに白い布を広げると、そこには“JAPANはひとつに! 小さな気持ちが大きな奇跡を起こす!”と手書きのメッセージが。冷たい海風を忘れさせるほどの熱いステージに観客も大ノリだった。
続いて、2人組男性ボーカルユニット「Twin-X(ツインクロス)」が登場。看護専門学校という、音楽とはかけ離れた場所で出会ったMC担当・ TOSHIとボーカル担当・DANは、どこにでもいそうな21歳の若者だが、驚くほど完成度の高いパフォーマンスで観客も騒然! TOSHIのクールなラップと、DANの美しい歌声が絶妙のハーモニーを奏で、会場の客も曲に合わせ手を左右に振って盛り上がった。
4番目には、3カ国語を駆使する異色の3人組ラップユニット「DASTAMAS(ダスターマス)」が登場。メンバーはスペイン語と日本語担当のROMEL、中国語と日本語担当のCY-RUSS、イギリスの血を引くDJ 1000mile。そんな彼らの世界観を表した曲「言語チャンプルー」は、スペイン語、中国語、日本語のラップが交錯。独特のリズムが弾ける、そのパフォーマンスに客席からも次々と手拍子が起こり、多種多様な文化が存在する沖縄らしい“チャンプルー”なステージとなった。
トリを飾ったのは「The Blue Sky Kick’s」。女性ボーカルを擁する4人組ポップバンドで、全員がうるま市にある高校の同級生。「私たちにできることは歌を歌うことだけです!」と寒い中、Tシャツ1枚で熱唱するボーカルのまぃこの姿は、冷たい海風も吹き飛ばす勢い。彼らの「ココロアカリ」は県内で放送されているCMソングに使われているとあって、会場はノリノリに。立っている観客に「一緒にジャンプしてくださーい!」と元気よく声をかけていたまぃこだが、ライブ後、後藤から「『一緒に!』って言ったわりには、ジャンプ、えらい低かったですねー」とツッこまれ、会場は温かい笑いに包まれていた。【東京ウォーカー】
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