猫好き歓喜!猫たちに眺められながら眠る新感覚ホテル「ねこ浴場&ねこ旅籠」がオープン
東京ウォーカー(全国版)
宿泊客が猫たちの観察対象として一夜を過ごす、新感覚の宿泊施設「ねこ浴場&ねこ旅籠」が、12月中旬に大阪にオープン予定。宿泊料は併設する保護猫カフェの入場券付きで1名1泊8500円~11500円(税抜)を予定しており、宿泊料が保護猫カフェの運営に充当される新業態ホテルとして早くも注目を集めている。

「猫に一晩中観察されて眠るホテル」がコンセプトの同施設は、全国7店舗の保護猫カフェを運営する株式会社ネコリパブリックと、猫と暮らしたい人へ向けて「猫可」の物件を紹介する「ネコリパ不動産」の運営元・イノーヴ株式会社が共同で運営。宿泊体験にアミューズメント要素を加え、「ホテルそのものが目的地」となる“非日常体験”を提案するとともに、不安定になりがちな保護猫カフェの経営基盤強化につながる、新たな取り組みの定着を目指すという。では実際のところ、どのように「ねこ浴場&ねこ旅籠」を利用できるのだろうか。滞在をより満喫するためのポイントを順番に見ていこう。
「猫たちに観察される」
保護猫カフェとドミトリータイプのホテルは、ガラス1枚で隔てられた作り。好奇心旺盛な猫たちがキャットウォークから室内をのぞき込んでくるので、ガラス越しにたっぷりと交流を楽しもう。

「夜行性の猫を楽しむ」
本来猫は、夜行性の動物。日中には見られないような、やんちゃな姿や活発な様子が見られるのも、猫と一夜を過ごせるホテルならではの楽しみ方。室内からおもちゃを振って呼び寄せたり、リモコン遠隔操作のおもちゃで猫たちの気を引いて、さまざま猫の仕草を観察してみよう。猫を眺めながら寝落ちする、という幸せな体験も。

「保護猫カフェと和の空間を楽しむ」
カフェエリアは、昭和レトロな銭湯をイメージ。猫が壁画の富士山に登頂するさまは絶好のシャッターチャンスなので、カメラの準備を忘れずに!一方のホテルエリアは、江戸時代を代表する浮世絵師・歌川国芳の猫浮世絵を描いた壁がポイント。キュートな猫たちと過ごす時間と共に、和の趣が感じられるこだわりの空間もあわせて楽しみたい。また、前述の通り、宿泊料には保護猫カフェの入場券が含まれているため、宿泊者は2時間無料で利用することができるという。さらに、閉店後・開店前にお世話ができたり、掃除タイムに猫たちの遊び相手として部屋に入れたりと、猫好きにはたまらない特典も用意されている。

「家族と出会う」
施設内にいるのは、すべて里親を必要としている保護猫たち。ここでの宿泊を通して運命的な出会いがあるかもしれないので、滞在中は気になる猫との相性を確かめてみるのもおすすめ。ホテルに宿泊すれば、猫たちから癒やしをもらえるだけでなく、宿泊料が寄付となって保護猫の助けになる。そんな、猫好きにとってこの上なく幸せな一夜を、実際に体験してみよう。

佐藤理沙子
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