朝ドラ『スカーレット』に出演の西川貴教「もっと滋賀から作品を」大阪駅トークショー

現在放送中の連続テレビ小説『スカーレット』(朝8：00～8：15　NHK総合ほか）。11月10日、JR大阪駅で本作の「パネル展・トークショー」が開かれ、本作に出演している西川貴教が登場。ドラマの舞台裏などのトークを繰り広げた。

『スカーレット』では世界的な芸術家・ジョージ富士川を演じている西川。この時代には珍しい金髪で赤いタートルネックが特徴のキャラクターとなっている。西川は「今では使われないようなガチガチの大阪弁を意識しました。知らない人とも絡んでいく、昼からお酒を飲んでるような人をイメージしました」と芸術家でありながらもこてこての関西人というキャラを意識したと言う。

会場に出演シーンのメイキングが放送され、当時を振り返る西川。真夏の撮影で大阪市内にある古いビルを使い丸一日使って撮影をこなしたのだと話し「涼しい顔してますが、エアコンを切っていたので40度くらいの中で撮影をしていました」と解説し熱気が物凄いものだったと語る。さらに当初は上着を羽織らずにタートルネックのまま進める予定だったが、スタッフに「西川さんの大胸筋が気になる」との指摘があったことを明かし会場から笑いが起こった。メイキングを一緒に見た西川も「改めて見ると自分でも気になるくらい胸が出てるな。ジョージが何か分からなくなる」と苦笑まじりに話した。

今作の舞台である信楽や滋賀県もことをもっと知ってもらいたいと語る西川。滋賀ふるさと観光大使も10年以上務めるなど、その活動も精力的。「今滋賀県の作品が作られることは特需だと思っていて、一過性のものにならないように皆さんの感想を吸い上げて届けたいと思っています。映像も琵琶湖があって抜けのある、古き良き日本の景色も撮ることができますし、大阪、京都の撮影所からも便利で撮影の受け入れ体制もバッチリ。もっと滋賀から世界に届けていきたいですね」と語る。

今後の出演が気になる観客に西川は、役作りのために染めた金髪を指して「この髪型が変わったら撮影終わってんなって思ってください」と話し、信楽での登場をほのめかした。

桜井賢太郎