近江町市場だけじゃない！金沢市民も通う、おいしい魚を食べられる店って…？

石川県金沢市には、競り落とされたばかりの鮮魚を購入できる市場や、新鮮な海の幸を堪能できる飲食店が随所に点在している。特に有名なのは「近江町市場」。金沢への観光客が必ずと言って良いほど訪れる人気スポットだ。

しかし今回は、それ以外のスポットである「金沢港エリア」と「中央卸売市場エリア」から、地元の人が薦める店を7店をお届け！

金沢港エリアで、カニを食べ放題！

「かにの居酒屋 弁吉(べんきち)」は、大将の目ききで仕入れるズワイガニが名物。茹でズワイガニの時間無制限食べ放題(要予約 5500円)のほか、焼きガニやカニ鍋などがセットになったズワイガニのフルコース(要予約 6800円)を1年中堪能できる。

また、イクラを惜しげもなく豪快に盛った「弁吉のハンパねぇいくら丼」(1300円)も名物だ。酢飯が見えないほどイクラが盛られる贅沢な1品で、鮮度のよさが伝わるプチプチとした食感が絶妙。

■かにの居酒屋 弁吉 / 住所：石川県金沢市大野町5-7 / 電話：076-268-8078 / 時間：11:00～14:00、17:00～22:00 / 休み：水曜

金沢港エリアで、珍味のフグの卵巣を食べる

「油与(あぶらよ)商店」は、創業300年の老舗。石川県内のみ製造が許可されているフグの子(卵巣)をはじめ、多彩な魚介類のぬか漬けやかす漬けがそろう。なかでも金沢港で水揚げされたタコ、甘エビ、バイ貝を使う「金沢海鮮ぬか漬け」(各3000円)は店主の自信作。

■油与商店 / 住所：石川県金沢市金石北2-1-33 / 電話：076-267-0031 / 時間：9:00～17:00 / 休み：日曜、祝日

金沢港エリアで、海鮮ランチ！

「割烹 宝生(ほうしょう)寿し」は、金沢港をはじめ、能登や加賀で水揚げされた鮮魚のほか、能登のコシヒカリや、地元、大野産の醤油といった、石川県の地物を使うのがこだわり。エビだけでも多い時で8種類近くそろうなど、豊富なネタは漁港町ならでは。

■割烹 宝生寿し / 住所：石川県金沢市大野町4-72 / 電話：076-267-0323 / 時間：11:00～22:00(LO 21:30) / 休み：水曜(祝日の場合翌日)

中央卸売市場エリアで、てんこ盛りの海鮮丼を！

「魚がし食堂 中央市場店」では、品数豊富な定食と、ネタがてんこ盛りの海鮮丼を1000円前後で堪能できる。市内に系列店が7店舗あり、食材を市場から大量に仕入れられることで低価格が実現。「安いだけでなく、味も確かで高コスパ」と地元でも評判だ。

■魚がし食堂 中央市場店 / 住所：石川県金沢市西念4-14-8 / 電話：076-213-5428 / 時間：11:00～14:30(LO 14:00)、17:00～21:30(LO 21:00)、土日祝 ～15:00(LO 14:30)、17:00～ / 休み：水曜(祝日の場合翌日)

中央卸売市場エリアで、デカネタ寿司を味わう！

市場直送の新鮮なネタを大ぶりにカットして握る寿司がリーズナブルにそろう「漁師寿司食堂 どと～んと日本海」。ランチはにぎりに天ぷらなどが付くセットメニュー(850円～)が充実。ネタが器からはみ出る「海鮮ちらし」(1000円～)も写真映えする1品。

■漁師寿司食堂 どと～んと日本海 / 住所：石川県金沢市西念4-14-8 / 電話：076-255-1066 / 時間：11:00～14:30(LO 14:00)、17:00～21:30(LO 21:00)、土日祝 ～15:00(LO 14:30)、17:00～ / 休み：水曜(祝日の場合翌日)

中央卸売市場エリアで、豪華寿司を市場価格で！

「廻る寿し ぽん太」は市場の目の前にある回転寿司店で、ネタはオーナーが毎日買い付け。寿司15貫の「横綱セット」が1280円、具だくさんのあら汁が無料など、最強のコスパを誇る。また、レーンに寿司は回っておらず、すべて職人の握りたてが味わえるのも魅力だ。

■廻る寿し ぽん太 / 住所：石川県金沢市西念4-15-1 / 電話：076-261-4885 / 時間：10:00～14:00(LO 13:45)、17:00～21:00(LO 20:45) / 休み：水曜(祝日の場合翌日)

東海ウォーカー編集部