卯杖の儀・粥占い・小豆粥の3要素から成る「卯杖祭」が和歌山県和歌山市で開催
東京ウォーカー(全国版)
和歌山県和歌山市の伊太祁曽(いたきそ)神社で、2020年1月14日(火)と15日(水)の2日間「卯杖祭(うづえのまつり)」が開催される。

伊太祁曽神社に祀られている神様は「五十猛命(いたけるのみこと)」。大国主神(おおくにぬしのかみ)を災難から救った神様と「古事記」に記されており、厄除けの御神徳があるといわれている。同祭典は、卯杖で邪気を祓うと伝えられる厄除の祭典で、14日(火)夜には小豆粥を炊き、その中に竹筒を沈め、中に入った粥の量で稲や農作物の豊凶を占う。この小豆粥は15日(水)の祭典後に振舞われ、これを頂くと魔除けになり、無病息災になるといわれている。

担当者は「15日の祭典の参列者には魔除けの卯杖が授与されます。また、祭典後は厄除祈願の参拝者が多く、特別に巫女の神楽舞を併せて行います。昔から小正月に小豆粥を食べると健康でいられるという民間信仰があり、これになぞらえたものだと考えられています。令和2年の大難を少難に、少難を無難に過ごせるよう是非お参りください」と話す。
長寿粥として人気がある「小豆粥」は必食。新年は伊太祁曽神社を参拝しよう。
ウォーカープラス編集部
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