イラストレーター・安西水丸の全貌に迫る「安西水丸展」が広島県で開催中
東京ウォーカー(全国版)
広島県三次市の奥田元宋・小由女美術館で、2020年1月19日(日)まで「イラストレーター 『安西水丸展』」が開催されている。

2014年に急逝するまで第一線で描き続けたイラストレーター・安西水丸(1942-2014)を紹介する本展。安西は、はじめ広告代理店や出版社に勤め、デザイン等の仕事をしながら嵐山光三郎の勧めで「ガロ」に漫画を掲載。南房総での幼少期を題材とした「青の時代」が高い評価を受けた。
独立後は、村上春樹をはじめとする本の装幀や、「がたん ごとん がたん ごとん」などの絵本、和田誠との展覧会、広告や執筆活動など幅広く活躍した。本展では原画と資料あわせて500点以上を展示。「小さい頃よりずっと絵を描くことが好きだった」という安西の幼少期から晩年に至るまでの足跡を辿る。

担当者は「多方面で活躍した安西水丸さんの作品は、本や雑誌の表紙、広告、ポスター、さらには平面から飛び出して雑貨やインテリアにも取り入れられています。様々な顔を持つ水丸さんですが、本人はあくまでイラストレーターとしての自負を持っていました。シンプルで親しみやすいデザインは遊び心に満ちていて、見ていると心が軽やかになります」と作品の魅力を話す。
一度は目にしたことがあるイラストなどが揃う「安西水丸展」。まだ訪れていない人はぜひ行ってみよう。
ウォーカープラス編集部
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