<2020年最新版>大分のおすすめ初詣スポット8選
九州ウォーカー
年の初めに神社仏閣へ参り、新しい年の無病息災や平安無事などを祈る初詣。大分県に数ある寺社の中でも特におすすめの初詣スポットをご紹介。
大分市にある一千年百有余年の歴史を刻んだ杜「春日神社」

元旦0:00とともに大太鼓が打ち鳴らされる「春日神社」。境内を埋めた参拝者はいっせいに拍手(カシワデ)をたたき新年の願いを込める。途絶えることない参拝者は三が日だけで30万人を数える。本殿では10:00より歳旦祭が行われる。清々しい新年にあたり1年を祈る大事な祭典。境内の授与所では正月の縁起物やお札お守りをお授けしているほか、地元の春日獅子保存会によって威勢のいい獅子舞の奉納などが行われる。
[春日神社]大分市勢家町4-6-87 / 097-532-5638 / 終日開放 / 無休
全国4万以上の八幡社総本宮「宇佐神宮」

全国に4万社余りある八幡社の総本宮「宇佐神宮」。祭神である八幡大神は応神天皇のご神霊で、725(神亀2)年に御殿を造立し、八幡神をまつったのが始まり。その後、731(天平3)年に二之御殿が造立され比売大神が、823(弘仁14)年に三之御殿が建立され応神天皇の母・神功皇后がまつられた。皇室も伊勢神宮に次ぐ第二の宗廟として御崇敬しており、一般の人々にも広く親しまれている。八幡造りと呼ばれる桧皮葺の本殿は国宝に指定。
[宇佐神宮]大分県宇佐市南宇佐2859 / 0978-37-0001 / 6:00~19:00(10~3月) 、1月1日(祝)~6日(日)までのお参り 6:00~21:00 (※1日は0:00~21:00) ※授与所 2018年12月31日(月)6:00~18:00。2019年1月1日(祝)0:00~21:00。1月2日(水)~6日(日)6:00~21:00。1月7日(月)以降6:00~19:00。※祈願 2019年1月1日(祝)0:00~19:30。1月2日(水)・3日(木)7:30~18:30。1月4日(金)から6日(日)8:30~18:00。1月7日(月)以降9:00~16:00 / 無休
日本一を誇る巨大な縁起物が有名「大分縣護国神社」

「大分縣護国神社」は、1875(明治8)年に大分県の初代県令が、佐賀の乱の戦没者を慰霊鎮魂するために「招魂社」を創建したのが始まり。その後、西南の役や日清、日露の役、満州事変、大東亜戦争などで戦没した人、すべてで4万4000余柱がまつられている。境内には、ご祭神が残した遺書(複製)などを掲示した「言霊記念館」もある。また、年末から3月末には、縦3m、横5mの九州最大級の大絵馬と、いずれも日本一の高さを誇る大はま矢(18.8m)と、大熊手(12m)といった巨大縁起物や願い事叶い矢なども設置される。
[大分縣護国神社]大分市牧1371 / 097-558-3096 / 年間通して 6:00~18:00、1月1日~23:00、1月2日~22:00、1月3日~21:00 / 無休
巨木と流麗な南大門がお出迎え「柞原八幡宮」

宇佐神宮より827(天長4)年に勧請されたのを建立の起源とし、約1200年の歴史があり、社殿10棟、宝物6点の国指定重要文化財を所蔵する「柞原八幡宮」。約8万3000平方メートルの広さを誇る境内には、西側に樹齢3000年を超える巨木のご神木の大楠(国指定天然記念物)がそびえ立ち、手前には約400年前の見事な彫刻がほどこされた「南大門」が堂々とした存在感を与えている。
[柞原八幡宮]大分市大字八幡987 / 097-534-0065 / 参拝随時 ※お守り授与や祈願などは8:30~16:30、1月1日0:00~19:00頃、1月2~3日7:00頃~18:00頃 / 無休
樹齢450年を越す美しい藤が圧巻「西寒多神社」

神功皇后が三韓征伐からの帰途、西寒多山(現在の本宮山)に立ち寄り山頂に白旗を立て、人々はこれを崇敬し籬垣(ませがき)を結んで拝んでいた。278(応神天皇9)年、その地に武内宿禰が祠を建てたことが始まりとされる「西寒多神社」。古より知恵の神や国土鎮護の神、必勝の神が祀られているとして、国司や武将からの信仰が篤かった。1408年に西寒多山から現在地に遷し、家内安全や農業、食物、火などの守り神として多くの民の信仰も深くなった。境内には樹齢450年以上の藤があり、大分市の天然記念樹にも指定されている。
[西寒多神社]大分市大字寒田1644 / 097-569-4182 / 終日開放 / 無休
名湯で名高い地に残る女神の伝説「宇奈岐日女神社」

かつて湖であった湯布院を盆地に変えたという伝説が残る女神「宇奈岐日女」から名をとっているとされる「宇奈岐日女神社」。国常立尊(くにのとこたちのみこと)をはじめとする六柱の神々を祭神としてまつっていることから、別名「六所様」とも呼ばれ、地元の人々から親しまれている。境内には、樹齢300年を超える杉の大木が林立しており、1991年の台風19号で、最高樹齢600年と推定されるものを含め、144本もの木が倒されたが、いまではその切株をまつっている。
[宇奈岐日女神社]大分県由布市湯布院町川上2220 / 0977-84-3200(宇奈岐日女神社社務所)、0977-84-3111(由布市商工観光課) / 終日開放 / 無休
歴史を感じさせる社殿が趣深い「大原八幡宮」
大分県でも有数の大きさの八幡宮「大原八幡宮」。社殿は江戸時代中期に再建されたもので、境内で最も古い建築物である楼門は1687(貞享4)年の築造といわれている。楼門、拝殿、幣殿、本殿は日田市の有形文化財に指定されている。また、近くには「大原のしだれ桜」と呼ばれる樹齢約200年のシダレザクラがあり、毎年3月末頃の開花時期には夜間ライトアップも行われ多くの人を集めている。
[大原八幡宮]大分県日田市田島二丁目184 / 0973-23-8951 / 終日開放 / 無休
1000年の時を刻む日本を代表する石仏群「国宝臼杵石仏」
平安時代から鎌倉時代にかけて、凝灰岩の岩壁に刻まれた59体の磨崖仏(まがいぶつ)群「国宝臼杵石仏」。その規模や数量、質の高さから磨崖仏では全国初、彫刻においても九州初の国宝に1995(平成7)年に指定された。恋愛成就や学業成就などのご利益があり、多くの観光客でにぎわう。表情豊かな御仏の姿は、心にやすらぎを与えてくれる。
[国宝臼杵石仏]大分県臼杵市深田804-1 / 0972-65-3300 / 6:00~18:00(10月~3月) ※12月31日6:00~18:00、23:30~翌1:30 / 無休
九州ウォーカー編集部
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