伝統ある年末の祭典「サントリー1万人の第九」のスペシャル番組が12月21日(土)に放送!
関西ウォーカー
日本全国から集まった1万人の歌声が、今年も大阪城ホールに満ちた。新たな挑戦を取り入れ、令和最初の公演となった第九が感動を呼ぶ。<※情報は関西ウォーカー(2020年1号)より>


時を超え、国境を超えて集まった1万人の歌声がホールを満たす!
令和初の公演として、「サントリー1万人の第九」が新たなスタートを切った。1983年に始まった世界最大規模の第九のコンサートは、今年で37回目。総監督・指揮を務める佐渡 裕のもと、全国から参加した6歳から93歳までの1万人の合唱団が歌声を響かせた。
第1部は東儀秀樹の舞楽で開演!
「令和元年の公演として、お清めが欲しい」という佐渡の希望で、東儀秀樹の舞楽で開演。世界的ロックバンド「QUEEN」のメドレー、ファビュラスシスターズのダンスに続き、松室政哉が世界への愛を込めたバラードを披露した。続く山崎まさよしは、1万人の合唱団と共に「セロリ」を歌唱。壮大な歌声で1部の幕が下りた。

第2部はお笑い芸人・霜降り明星の粗品の朗読で開幕!
芸人では初の朗読ゲストとなった霜降り明星の粗品が、第九の歌詞の基になった「よろこびのうた」(シラー作「歓喜に寄せて」の日本語訳)を読み上げ、「すべての人は兄弟になる」という第九に込められた人類愛のメッセージを届けた。

終演後、粗品も佐渡の懐の深さに感謝
終演後、山崎は「1万人と一緒に合奏・合唱は初体験。人が集まって歌うことの意味深さがわかった」と語った。粗品はこれまで続いてきた朗読を振り返り、「僕を受け入れてくれた佐渡さんの懐の深さに感謝。佐渡さんの求めるレベルに達していないのでは…という不安がふっとぶくらい気持ちよかった」と話し、せいやも「今日は相方が夢をかなえた日」と賞賛した。佐渡は「毎年いろんな工夫をしてきて、令和という新しい時代を迎えて今回のゲストをリクエストした。霜降り明星は挑戦だった。もしかしたら今までで一番第九の意味が伝わったんじゃないか」と振り返った。この模様は12月21日(土)に放送される。


感動を余すことなく伝えるスペシャル番組もチェック!
1万人が心と歌声を合わせた合唱のほか、ゲストアーティストによるパフォーマンスや粗品の朗読など3時間にわたるプログラムを凝縮して放送。また、第九の合唱には、タレント・朝日奈央も参加。ドイツ語やクラシックのリズムに苦戦しつつも、「幸福感がすごかった」と歌いきった姿にも注目だ。

■「1万人の第九2019」12月21日(土) MBS発JNN系列6局ネット 16:00~16:54
MBS、TBSテレビ、CBCテレビ、RKB毎日放送、北海道放送、東北放送
以下の局でも放送されます。
IBC岩手放送 12/21(土) 16:00~16:54、宮崎放送 12/21(土) 16:00~16:54、
北陸放送 12/27(金) 15:57~16:50、琉球放送 12/28(土) 15:00~15:54、
テレビ山梨 12/29(日) 10:00~10:54、信越放送 12/30(月) 05:50~06:50、
テレビユー山形 12/31(火) 15:30~16:24
■佐渡 裕:故・バーンスタイン、小澤征爾らに師事。ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団などで多数客演を重ねる。15年からオーストリア・ウィーンのトーンキュンストラー管弦楽団の音楽監督に就任。
■山崎まさよし:デビュー25周年を迎えるシンガー・ソングライター。「僕はここにいる」など3曲で繊細な歌声を披露した。
■霜降り明星:ボケのせいや、ツッコミの粗品から成るお笑いコンビ。粗品はクラシックに造詣が深く佐渡のファンでもある。出たい番組を「1万人の第九」と答えたことから今回の共演が実現した。
関西ウォーカー編集部
この記事の画像一覧(全7枚)
キーワード
テーマWalker
テーマ別特集をチェック
季節特集
季節を感じる人気のスポットやイベントを紹介
全国約900件の花火大会を掲載。2025年の開催日、中止・延期情報や人気ランキングなどをお届け!
ゴールデンウィーク期間中に開催する全国のイベントを大紹介!エリアや日付、カテゴリ別で探せる!
おでかけ特集
今注目のスポットや話題のアクティビティ情報をお届け
キャンプ場、グランピングからBBQ、アスレチックまで!非日常体験を存分に堪能できるアウトドアスポットを紹介