ナンバーワン駅弁が決定!全国のファンが選んだ「駅弁味の陣2019」結果を大発表
東京ウォーカー(全国版)
JR東日本が主催し、ファンや駅弁購入者からの投票でナンバーワンを決める「駅弁味の陣2019」が今年も開催された。最も評価の高かった「駅弁大将軍」には、新潟県の上越妙高駅と直江津駅で販売される「さけめし」が、次点の「駅弁副将軍」と「最多応募賞」には、神奈川県・崎陽軒の「シウマイ弁当」が輝いた。

各地域の魅力、駅弁の魅力を発信することを目的にスタートした「駅弁味の陣」は、今年で8回目の開催。駅弁界の年中行事として浸透し、海外から投票参加も増えるなど、年々注目度を高めているイベントだ。今年は全国から計66品がエントリーし、10月1日~11月30日にかけて投票を実施。ハガキとWEBを合わせた総投票数は2万6652票となり、過去最高記録を達成した。

名だたる老舗や下剋上をねらうニューカマーなど、全国から“ご当地感”満載なハイレベル駅弁が集う中、栄えある「駅弁大将軍」の座に輝いたのが、新潟県・直江津市にあるホテルハイマートが販売する「さけめし」(1200円・税込)だ。1991年から販売を開始した由緒ある駅弁で、地元の“おばちゃんたち”が手作りしているという同商品は、地元産コシヒカリと汐昆布の炊き込みご飯の上に、自家製の鮭のほぐし身とイクラをたっぷりとトッピング。どこか懐かしさを感じる素朴な見た目と、滋味深い味わいにファンが多く、今回の投票では「美味しくてなかなかこの味をこえられるお弁当に出会えません。旅のお供にぴったりです」「鮭がふっくらしていて美味しかった。身も大きく食べごたえたっぷり」といった声が寄せられた。

「駅弁副将軍」と「最多応募賞」のW受賞を達成したのは、崎陽軒の「シウマイ弁当」(860円)。65年に渡り“横浜の幕の内”として愛され続けてきた超ロングセラー商品で、今や一日当たり2万5000食もの販売数を誇るという。駅弁の容器に通気性や吸水性に優れた経木(きょうぎ)を使用するなど、味と鮮度を保つための工夫が重ねられた同商品は、“冷めてもおいしい”という点に高い評価が集まった。

現在公式WEBサイトでは上述した駅弁のほか、「味覚賞」や「盛付賞」、「初陣賞」といった全15賞の各受賞駅弁を公開中。全国の駅弁&鉄道ファンが太鼓判を押す絶品駅弁を、旅の思い出に味わってみよう!
佐藤理沙子
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