既成概念の向こう側へ!アートイベント「未来の学校祭」が東京ミッドタウンで開催
東京ウォーカー(全国版)
テクノロジーと融合したデザインやアートを通じ、より豊かで持続可能な未来の社会を考えるユニークなイベントとして、好評を博した東京ミッドタウンの「未来の学校祭」が第2回の開催を決めた。2020年2月20日(木)~2月24日(月・振替休日)の5日間で開かれる。今回のテーマは「脱皮」だ。

これが当たり前?みんなであらためて問い直そう
「未来の学校祭」は、東京ミッドタウン各所を舞台に、国際的クリエイティブ機関「アルスエレクトロニカ」特別協力のもと、アートとテクノロジー、デザインを通じ、未来の社会をみんなで考えようという新しいスタイルの祭典。

「学校では教えてくれない未来のことを考える新しい場」をコンセプトに、さまざまなアーティストが社会へと投げかける問いをきっかけとして、企業、大学、アーティスト、そしてイベント来場者が、ともにより良い未来社会を考える機会を創出するものとなっている。

初開催も大好評!今年も刺激的な体験が盛りだくさん
昨年度の初開催時には、まるで異世界からやってきた無脊柱動物かのような巨大ゴムチューブが、音装置を持つ4人に囲まれて床をうごめくように動き続けるサウンド・インスタレーションの「πTon(ピトン)」や、アンティーク調のソファが危ういバランスで浮き上がるように立ち、異なる時空間を感じさせたジェイコブ・トンスキーによる「Balance From Within」など、個性的な作品の数々が注目を集めた。
第2回となる今回は、メインテーマを「脱皮/Dappi―既成概念からの脱出―」とし、社会の中にある見えない壁や、知らず知らずのうちに自分から作り出してしまう限界など、ついその中に収まってしまいがちな枠を打ち破る、脱皮するきっかけを提供する。
期間中は、芸術と先端技術・文化の世界的祭典として、また社会問題とも密接に関わる世界最大級のメディアアート祭として、幅広く高い評価を得ている「アルスエレクトロニカ・フェスティバル」出展作品を中心に、東京ミッドタウン各所でエキシビションやパフォーマンス、ワークショップ、トークイベントなどのさまざまなプログラムが展開される。

Louis-Philippe Rondeau制作によるインスタレーション「LIMINAL」は、中でも注目の作品だ。スリットスキャンと呼ばれる特殊な撮影技法と、光を用いて生み出す独特な世界は、時間に歪みをもたらし、普段、当然のこととして受け止めている、現在と過去の境界を問うものとなる。
さまざまな作品との接触や活動を通し、世界の見え方が変わってくる、そんな刺激的な体験にあふれる第2回「未来の学校祭」は、日常ではなかなか得られない“既成概念からの脱皮”のきっかけをくれるだろう。
開催は2020年2月20日(木)~2月24日(月・振替休日)の11:00~21:00。大切な未来を考える重要なヒントや、より豊かな世界へと視野を大きく開く種がぎゅっと詰まった祭典、ぜひ足を運んでみては。
小枝
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