松坂桃李&高畑充希が運命の公開枠順抽選会「有馬記念フェスティバル」に登場

東京ウォーカー(全国版)

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JRA(日本中央競馬会)は12月19日(木)、公開枠順抽選会「2019 有馬記念フェスティバル」を都内のホテルで開催した。イベントには「第64回有馬記念」出走馬の関係者に加えて、JRAプロモーションキャラクターの松坂桃李と高畑充希がゲストとして来場。イベントに華を添えた。

第64回有馬記念の命運を握る公開枠順抽選会が都内で開催された


この日、柳楽優弥、土屋太鳳、中川大志、葵わかなとともに、2020年もJRAプロモーションキャラクターを務めることが発表された松坂と高畑。佐野瑞樹アナウンサーから4年連続はJRA初と聞かされると、松坂は「本当にありがたいですね」と感謝の言葉を述べた。

【写真】「今でも(誰かに)変わっていただきたいと思っています」と心境を吐露した松坂桃李


続けて、昨年に続いて2回目となる有馬記念フェスティバルへの来場となる松坂は緊張のあまり、「去年も思いましたが、我々がやっていい案件なんですか?」と疑義を述べる場面も。

JRAのテレビCMの姿とは異なり、バッサリと髪を切ったショートカットスタイルで登場した高畑


一方、ピンクのワンピースで身を包み、ショートカット姿で登場した高畑。「他では味わえない緊張感を今、2年ぶりに感じて、こんな感じだったなとそわそわしています」と述べるも、その表情からは2年ぶりの有馬記念フェスティバル参加を楽しんでいる様子がうかがえた。

枠順抽選のシステムは、まず松坂と高畑が馬名抽選ポットから馬名入りボールを選び、馬番を選択する順番を決定。続いて、選ばれた出走馬の関係者が馬番抽選ポットから馬番ボールを選択し、枠順が確定する。これを16回繰り返し、出走全16頭の枠順が決定する仕組みだ。

高畑によってこの日、最初に運命の馬番抽選に進むことが決まったワールドプレミア


2人が多大なプレッシャーを感じながら、始まった枠順抽選。高畑と松坂は交互に馬番抽選ポットから馬名入りボールを選択していく。先手の高畑が引いた最初の馬名入りボールに書かれた馬名は、ワールドプレミア。武豊を背に10月に行われた第80回菊花賞を制した3歳馬で、有馬記念でも有力視される1頭だ。

過去3年の有馬記念フェスティバルで1枠を引き続けた武は当日、地方競馬で騎乗のため参加できず。代わりに登壇した大塚亮一オーナーは武から「1枠を引いてこい。アカンかったら2番か4番、それ以外は嫌だ」と指示を受けていることを明かし、会場の笑いを誘った。注目の抽選結果は、4枠7番。「ラッキー7ですね」と漏らした大塚オーナーにインタビュアーの細江純子が「これなら豊さんも納得してくれますか?」と尋ねると、「そうですね」と安堵の表情を浮かべた。

第64回有馬記念で1番人気が予想されるアーモンドアイの馬名ボールは松坂が引き当てた


その後、抽選は続き、10番目に松坂が引いた馬名入りボールで、いよいよ今年の有馬記念で最注目のアーモンドアイの名が呼ばれた。会場の視線を一身に集める中、鞍上のクリストフ・ルメールは5枠9番を引き当てると、「すごくいい枠だと思います」とニヤリ。また、アーモンドアイにとって初めての中山競馬場について尋ねられると、「まったく心配していないです。乗りやすいのでどこのコースでも走れると思います」と全幅の信頼を語った。

「頑張ってください。応援しています」とアーモンドアイ陣営にエールを送った松坂


今回、ひときわ盛り上がりを見せたのが過去3年の有馬記念では枠順に恵まれなかったシュヴァルグランの抽選時だ。佐々木主浩オーナーは「絶対に外だ」とつぶやきながら登壇し、友道康夫調教師に「ごめんね」と謝りながら馬番ボールを開封。すると、不安が的中し大外16番を引き当て、その場に崩れ落ちていた。

またもや外枠を引き当て顔を覆ってうなだれる佐々木オーナー


崩れ落ちた佐々木オーナーの姿に、思わず笑みがこぼれる松坂と高畑


有馬記念フェスティバル終了後、「枠順を決めるという運命的な瞬間に立ち会い、背負い、『言霊』というのは本当にあるんだなと思いました。有馬記念、僕も熱く応援します!」(松坂)、「枠順決定の際の皆さんの一喜一憂されている姿を見て、本当に私自身も大役を担わせていただいているんだなと強く感じました。今年の有馬記念も歴史に刻まれるレースになるかと思います。私自身も本当に楽しみにしています!」(高畑)とコメントを寄せた松坂と高畑。

大役を務め上げ、ジョッキーと一緒に記念撮影に臨んだ松坂と高畑


2人も大注目の第64回有馬記念は、12月22日(日)に中山競馬場(千葉県船橋市)で開催。これまでも数々のドラマを生んできた暮れの大一番だけに、今年は何が起こるか注目だ。令和最初の記念すべき有馬記念を、現地でライブ観戦してみよう。

安藤康之

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