ポッター平井の激推しアイドル!番外編「だんさぶる!1st Anninersary Live」レポート
関西ウォーカー
NMB48の東 由樹・石田優美・加藤夕夏・川上千尋・河野奈々帆・小嶋花梨の6人組ダンス選抜ユニット「だんさぶる!」の1周年記念ライブが12月16日、梅田CLUB QUATTROで行われた。

MCでメンバー同士の素顔を暴露!
2018年12月3日にNMB48劇場で単独公演を行い、ユニットとしてデビューを果たした「だんさぶる!」。あれから1年。劇場を飛び出して初めてのワンマンライブのチケットはソールドアウト。満員の観客が6人の登場を待ちわびる。
過去のライブ映像などで構成されたメンバー紹介VTRが流れた後、加藤夕夏をセンターに『野蛮な求愛』からスタート。一瞬にして“だんさぶる!ワールド”へと誘(いざな)う。
自己紹介では、「だんさぶる!のハッピーちゃんで~す!」(東)、「ショートカットで動物担当です!」(河野)、「私はハーフツイン担当?」(小嶋)、「かわいさ担当です!」(川上)、「セクシー担当♡」(石田)、「だんさぶる!でも、うーかお姉さんです(笑)」(加藤)などと、ユニット内での担当を発表。
石田・加藤・川上の3人でのMCでは、この1年で見つけたメンバーの新たな一面についてトークを繰り広げる。
石田「こじりん(小嶋)はしっかりしているイメージがあるけど、言葉間違いとかアホなところは私と同じレベルなんじゃないかと(笑)。でも凄いなと思ったのは、練習では出来へんって言いながら本番では表現力まであって、いざとなれば出来る子!ギャップ萌え!」
加藤「ただし、YouTubeに動画を載せているんですけど、こじりんのNGのせいで、撮影時間がすごいかかっているんですよ(笑)」
川上「私は、ゆきつん(東)さんは静かな人やと思っていたんですけど、ホテルで相部屋になった時、ずっと一人で喋ってました(笑)」
加藤「ちっひー(川上)は、そんなゆきつんに鋭いツッコミをするところが凄いと思う(笑)」などとメンバーの素顔を次々と暴露し、会場は爆笑に包まれた。
続いて、だんさぶる!初のソロコーナーで、それぞれの個性をアピールした後、東・河野・小嶋のMCでは、事前に募集したファンからの質問に答える形で、爆笑トークを展開する。
Q メンバーの私服をどう思いますか?
河野「花梨ちゃんはいつも私服じゃなくて、レッスン着を着て来るんですよ(笑)」
小嶋「来たらすぐに踊れるからね」
東「私も荷物が増えるのが嫌で、どっちでもいける服を着ます」
小嶋「一番凄いのは、ゆうみん(石田)さん」
東「露出が激しい(笑)」
河野「長袖でも絶対どこかが開いてますから(笑)」
Q 6人が家族だとしたら、それぞれどんな立場ですか?ペットでも構いません。
小嶋「ゆうみんさんは、犬です」
河野「アレは犬ですよ」
小嶋「ゆきつんさんは、癒しロボット(笑)。うーか(加藤)さんは、お母さんかな」
河野「ごはんよ~って呼んでくれそう」
小嶋「ちっひーさんは、末っ子!」
河野「クソガキ感がある」
小嶋「(毒舌吐いて)知らんで!丸聞こえやから(笑)。私は?」
女性客「おばあちゃん!」
小嶋「ちょっとー!」
東「さっき(楽屋で)お弁当を選んでいたんですけど、エビチリ、サバ、焼肉があって、こじりんだけ、サバ(笑)」
河野「私、赤ちゃんってよく言われるんですよ」
小嶋「クールに見えて、超甘えただから」
東「知らん間に、めっちゃ甘えてんで」
涙をこらえた『初めての星』
石田・東・川上の黒チームと、加藤・小嶋・河野の白チームに分かれてのダンスバトルや、両チームそれぞれでの楽曲も披露すると、メンバーはステージから去り、モニターにユニット誕生からの軌跡のVTRが流れる。各メンバーのオーディション時の映像には、観客からどよめきのような声も。
「ストーリーを積み重ねて、たくさんの方に愛されるユニットになりたいです!」という加藤のコメントでVTRが終了した後、6人は『初めての星』を熱唱!♪でもあきらめなければ必ずチャンスはあるってことさ♪というサビ終わりの歌詞が沁みる。ライブ後、東は「初めての星、泣きそうだった」とツイート。河野も「初めての星、泣きそうになりました」とブログに綴っている。きっと他の4人も同じだったに違いない。
『ロックだよ、人生は…』では、タオルを回し、上手と下手に設置されたお立ち台に乗って、ヒートアップさせた会場を更に盛り上げる。最後には、そのタオル(全員のサイン入り)を客席に投げ入れた。


そして、唯一のオリジナル曲『やさしさの稲妻』を、躍動感溢れるダイナミックなパフォーマンスで披露して、ライブの本編を締め括った。

だんさぶる!にしか出来ない形で楽しませたい!
アンコールでは、各メンバーが熱い想いを語る。
石田「私はずっとダンスが大好きだったんですけど、あんまり前に出れなくて…(涙)。でも、こうしてダンスユニットを作って、ちょっとずつなんですけど、前に進めているのかなって思います。だんさぶる!で、もっと大きなところ、Zepp Nambaとか、大阪城ホールとか、それぐらい大きな目標を作って、皆さんに素敵な景色をお届け出来るように頑張ります!」
東「一時期、どうしていったらいいんやろって、つまずくことも多々あったんですけど、こうしてチャンスをいただけるのは、いつも応援して下さる皆さんがいないと出来ないことなので…(涙ぐむ)。これからは月1レベルでライブが出来るように、NMB48を引っ張っていけるユニットにもなっていけたらいいなと思っています!」
川上「だんさぶる!で前に進めてるって実感できることがすごく嬉しいです。だんさぶる!は、だんさぶる!なりに、皆さんと一緒にどんどん前に進んでいけたらいいなと思います!」
河野「私は研究生の頃に、ゆうみんさんにダンスユニットを一緒にしたいって言ったんです。あの時、それを言ってなかったら、今ここにはいないと思いますし、最初は先輩ばかりで、正直、居づらかったんですよ」(→会場爆笑)
石田「ショック…」(→会場爆笑)
河野「違う違う!先輩の中で後輩が私一人だったので、すごく緊張していたんですけど、今はすごく居心地が良くて、この6人じゃないと、だんさぶる!じゃないなと。誰か一人欠けてもダメだと思うんですよ。なので、この6人でこれからも突っ走っていきたいと思います!」
小嶋「私はNMB48全体のキャプテンなので、しっかりしなきゃとか、ずっと背筋を伸ばしている感じなんですけど、ここにいる時は引っ張っていってくれる先輩がいるから、自分らしくいれて、甘えられる環境を作ってくれて、すごく良かったなと思っています。今日こうしてステージに立って、皆さんとひとつになる空間を作った時に、これだ!と思って、これをもっと全国のいろんな場所でやって、新しいファンを取り込めるようなグループにしていきたいと思います!」
加藤「だんさぶる!は、自分たちが積み上げてきたものとか…(涙ぐむ)、こうして1周年ライブが出来たのも、継続は力なりって言うじゃないですか。うまくいかない時とか、苦しい時があっても、みんなで乗り越えてきたからだと思います。これからもNMB48とは違う形で、いろんな目標を叶えていきたいです。だんさぶる!は、だんさぶる!にしか出来ない形で、皆さんを楽しませられるように、先頭に立って頑張っていきたいと思いますので、これからも応援よろしくお願いします!」
サプライズ発表に歓喜!
大きな歓声と拍手の中、メンバーにはサプライズで、3月23日(月)なんばHatchでスプリングライブが開催されることが発表されると、会場は歓喜の渦に。石田は「さっき言った目標、叶えられた!」(※なんばHatchは言っていなかったですが…)と、泣き崩れた。

その余韻に浸る間もなく、『初恋至上主義』と、『ピーク』を歌い上げると、手つなぎで御礼の挨拶をして、アンコールは終了。

そして、だんさぶる!初のWアンコールへ突入し、再び『蜂の巣ダンス』を披露!最後は加藤が、「皆さん、お家に帰るまでがライブですよ~」と、うーかお姉さんとして優しく呼びかけ、約2時間のライブは幕を下ろした。

「だんさぶる!」のパフォーマンスは観る者の心に響く。観てもらわないと何も始まらない。まずは、NMB48以外のアイドルやガールズユニットなどのファンにも、その存在を知ってもらえるように、積極的に対バンライブに出演してほしい。ファンの裾野を広げられたら、全国ツアーも夢ではないし、海外でライブを開催しても、必ず評価されるはずだ。
2年目の「だんさぶる!」の動向から目が離せない。
「だんさぶる!Anniversary Live」セットリスト(19年12月16日@梅田クラブクアトロ)Overture-だんさぶる!ver.-(映像)
M1 野蛮な求愛
M2 FRUSTRATION
M3 がっつきガールズ
~MC(自己紹介→石田・加藤・川上)
M4 僕は愛されてはいない(東)
M5 僕たちは戦わない(河野)
M6 セブンスコード(小嶋)
M7 ハート型ウイルス(川上)
M8 誘惑のガーター(石田)
M9 サンダルじゃできない恋(加藤)
~MC(東・河野・小嶋)
M10 <ダンスバトル>
M11 Mystery Line(石田・川上・東)
M12 エンドロール(加藤・小嶋・河野)
M13 それでも彼女は
映像(だんさぶる!の軌跡)
M14 初めての星
M15 僕だけの君でいてほしい
M16 北川謙二
M17 ロックだよ、人生は…
~ショートMC
M18 やさしさの稲妻
アンコール
M19 蜂の巣ダンス
~MC(全員)
M20 初恋至上主義
M21 ピーク
Wアンコール
M22 蜂の巣ダンス
【取材・文=ポッター平井】
<ポッター平井・プロフィール>
構成作家・ライター。MBSラジオ『NMB48のTEPPENラジオ』などを担当。松田聖子さんの“輝き”に魅せられて以来、30年以上アイドルを応援し続けるアイドルサポーター。
関西ウォーカー編集部
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