実はうどんの聖地!ウナギ料理もハイレベル!奥が深い岐阜・東美濃のグルメ事情
東海ウォーカー

大河ドラマ「麒麟がくる」の放送を控え、なにかと注目を浴びている岐阜県。そのなかでも東美濃地域(中津川市、恵那市、瑞浪市、土岐市、多治見市、可児市、御嵩町)のグルメについて紹介したい。
たった数百円で味わえる最高の贅沢、栗きんとん
まず、忘れてはいけないのが栗きんとんだ。 例年9月から中津川市や恵那市の和菓子店には、おいしそうな栗きんとんが並ぶ。栗きんとんの発祥は諸説あるが、某有名店の話によると「もともと栗の産地として有名だったこと。そして、この地域には宿場町が数多くあり、持ち運びやすい菓子として栗きんとんが生まれ、それが伝わり広がったと言われています」とのこと。栗がぎゅっと詰まった濃厚な味わいは格別。今では高速道路のSA・PAや通販でも購入できるが、その日に作られたものはなめらかさやしっとりした舌触りがまるで異なる。1月頃までの期間限定なので、まだ食べていない人は急ごう。
■川上屋本店 / 住所:岐阜県中津川市本町3-1-8 / 電話:0573-65-2072 / 時間:8:00~19:30 / 休み:水曜

うどんマニアが最後にたどり着く場所
ころうどんも有名だ。自家製つゆに薬味や玉子をのせたシンプルな冷やしうどんで、多治見市や土岐市の多くのうどん店で提供されている。特に多治見市は「うどんマニアが最後にたどり着く場所」とも言われ、遠方から足しげく通うツウも多い。香川県産の小麦粉を使い、温度と水分量を徹底管理した手打ちにこだわる郁兵衛は人気店の一つ。うどんのおいしさを再確認しに行こう。
■郁兵衛 / 住所:岐阜県土岐市下石町378 / 電話:0572-57-2961 / 時間:11:00~14:00※なくなり次第終了 / 休み:火曜・水曜・木曜

多治見市はウナギ店も非常に多い。ウナギの養殖が盛んな地域でもないのになぜか。聞くところによると、多治見市は窯業が盛んで、その発展と共に、熱さに対抗する精力を付けようとウナギ料理を提供する店が増えていったとか。競合が多いので当然レベルは高く、創業100年以上の歴史を持つ老舗店や週末になると行列ができる人気店もある。多治見市のうな千も人気店の一つ。ウナギ好きならぜひとも一度訪れてもらいたい。
■うな千 / 住所:岐阜県多治見市青木町1 / 電話:0572-22-3410 / 時間:11:00~13:45、16:30~19:45 / 休み:水曜(祝日の場合翌日)

ほかにも連続テレビ小説のモデルとなった人気の五平餅店や、モザイクタイルをイメージしたSNS映えする菓子なども有名だ。東美濃ならではのグルメを求めて一度遊びに行ってみては。
■五平餅のみはら / 住所:岐阜県恵那市岩村町799-1 / 電話:0573-43-2731 / 時間:10:00~18:00 / 休み:火曜
■陶勝軒 / 住所:岐阜県多治見市笠原町2127-1 / 電話:0572-43-3041 / 時間:9:00~18:30 / 休み:水曜


「東美濃フォトコンテスト2020」開催中!
東美濃歴史街道協議会と東海ウォーカーの協力のもと、岐阜県の東美濃地域(中津川市、恵那市、瑞浪市、土岐市、多治見市、可児市、御嵩町)の魅力をもっと知ってもらおうと「東美濃フォトコンテスト2020」を開催中。「おいしい東美濃」「風景の東美濃」「工芸の東美濃」「人の東美濃」の4つのテーマがあり、グランプリなどを決定予定。応募はInstagramまたはTwitterの公式アカウント「東美濃フォトコンテスト2020」をフォローして、指定のハッシュグを付けて投稿すればOK!スマホから応募でき、一人何点でも応募可能だ。詳しくはコチラをチェック。
初野正和
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