桑田真澄がピクサー・アニメーションで好きな作品・作ってほしい作品を告白! 『PIXARのひみつ展』大阪展の開会式が開催
関西ウォーカー
『トイ・ストーリー』をはじめ数々のCGアニメーションを世に送り出してきたピクサー・アニメーション・スタジオの展覧会『PIXARのひみつ展』が12月21日(土)よりグランフロント大阪のナレッジキャピタルで開催。20日(金)には開会式が行われゲストに野球評論家の桑田真澄が登壇した。

『PIXARのひみつ展』はピクサー・アニメーション・スタジオと科学センターのボストンサイエンスミュージアムが共同開発した展覧会。アニメーション制作のカギとなる8つの工程を通してキャラクターや世界観の生み出し方を体験しながら解き明かすことができるものとなっている。すでに北米では150万人を動員し、今年の4月からは東京でも開催し高い人気を集めた展覧会がついに大阪で開催されることになった。



1986年にピクサーが設立し、桑田もプロ野球1年目ということで、ともに同じ年に1歩を踏み出したと紹介された桑田は「少し強引ですよね」と苦笑い。自身もピクサー作品が好きだと話し、なかでも『Mr.インクレディブル』がお気に入りなのだという。元々ジャッキー・チェンの映画が好きでヒーローが弱い人を助けるストーリーに共感したのだと語った。


『Mr.インクレディブル』は家族についてのストーリーということで桑田は活躍中の息子、Mattにも触れて「家族で大切なのは思いやりと助け合い。そして何よりもリスペクトが大切だと思います。野球をさせたかったが、本人の音楽・美容の道に進みたいという思いをリスペクトして背中を押させてもらっています」と話す。


『PIXARのひみつ展』ではクリエイターが日夜、科学や数学を使ってアニメーションの課題を解決する姿の舞台裏もわかりやすく展示。桑田は「僕は野球でも感性とサイエンスというものを実践してきました」と分野は違えど科学的であること、合理的に成長することの大切さを話した。「高校の頃から身体の大きな選手に勝つために何をしたらいいのか、また無駄な練習をしないようにしていました」と振り返る。高校の頃は「気合いと根性」が重要視されていた時代のなか練習中に水を飲んだり、積極的休息をしていたという桑田は「今の時代だからこそ科学は必要」なのだと説く。

そして8つの工程を紹介する本展覧会を見学して「チームワークも大切」と感じたのだという。「おそらくアニメーションの現場でも試行錯誤や失敗の連続なこともあるでしょう。でもその度に挑戦する気持ちこそが僕は努力だと思います。そんなクリエイターには敬意しかない」と語り、また野球でもチームワークの大切さを話した。


本展覧会のシニア・マネージャーであるマレン・A・ジョーンズは「こんな有名な方に科学のことを紹介してもらえるなんて素晴らしい」と桑田を絶賛。そんなマレンに桑田は「ぜひ野球のアニメを作ってほしいです」と日米の野球ファンに向けて制作してほしいと依頼。マレンからも納得の笑顔で「すごく面白いと思います」と返答を受けた。
「PIXARのひみつ展」はボストンサイエンスミュージアムが PIXARとの協力により開発したものです。
(c)Disney/Pixar. All Rights Reserved. Used Under Authorization.
桜井賢太郎
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