たっぷりと盛られた肉が絶品!福島・白河ラーメンの新鋭3選
東京ウォーカー(全国版)
福島県のラーメン激戦区・白河市から、肉たっぷりのチャーシューメンを提供する新鋭を紹介する。《※情報は発売中の「ラーメンWalker福島2020」より》
芳醇なスープが早くも評判「白河 中華そば 葵」

「白河 中華そば 葵」(白河市白坂三輪台243-3)は、栃木県出身の店主が、白河ラーメンへの強い思いから19年オープン。理想の醤油を求めて全国の蔵元を回るなど、徹底した素材へのこだわりにより、名店に引けをとらない味を完成させた。「絶対に明かせない」という秘密の鶏ガラを加えた、芳醇で上質なスープで魅了する。
「チャーシューワンタン麺」(1,020円)は、全国から厳選した蔵元から仕入れる醤油を使い、タレのまろやかさは超絶的。栃木から仕入れる高級な炭で炙るチャーシューは歯応えが抜群だ。
4種のチャーシューがのる「白河中華そば 昇貴」

「白河中華そば 昇貴」(白河市萱根北街道端3)の店主は、洋食のコックなどの料理経験が豊富。東京のある名店の店主を見て「自分が本当に作りたいもの」に気付き、ラーメン店を志す。紆余曲折のすえ、土地と人柄の魅力にひかれて福島での開業を決意。独学で味を学び白河で19年開店した。縮れを抑えた独特の手打ち麺が早くも好評だ。
「ちゃーしゅう麺」(850円)は内モモ、バラ肉、カブリ、豚トロと4種のチャーシューが入った豪華版。特に豚トロを使う店は珍しいので希少価値がある。
使う鶏ガラはなんと7種「手打ち中華 よしだ」

「手打ち中華 よしだ」(白河市関辺上ノ原3-7)は、ラーメン店開業の夢を捨てきれない地元出身の店主が、持ち前の探究心を武器に、修業を経たのち独学で自己の味を完成させた。「理想のスープを追求し、気付けば増えていた」という鶏ガラは7種も使用。豚骨を加え弱火で6時間煮込み、コクと甘味に優れた黄金のスープができ上がる。
「チャーシューワンタンメン」(980円)は、手作りの特製ワンタンに加え、モモ肉と肩ロースのチャーシュー入りでボリューム十分。歯応え抜群のチャーシューは炭火でキツネ色に炙って醤油で煮込むが、程よい濃さが絶妙だ。
(※情報は「ラーメンWalker福島2020」発売時のものです
折笠隆