新生渋谷PARCO、どう変わった? 新劇場や個性派ショップにワクワク
東京ウォーカー(全国版)
2019年末、アート・音楽・演劇とさまざまな渋谷のカルチャーを支えてきた「渋谷PARCO」が新たに生まれ変わった。ターゲットは"ノンエイジ・ジェンダーレス・コスモポリタン”。新しいことや個性的なものが好きな人を、約180のショップや劇場で魅了する。

渋谷PARCOはユーザーのニーズを満たすのではなく、ニーズを創造し、新しい消費提案・価値観を提供。これまでの商業施設の枠を超えて、デザイナーやクリエイターなどの送り手と新たな取り組みを行っていくと共に、デザイン性やアート性、エンタテインメント性の高い専門店をそろえる。

地下1階には渋谷スペイン坂より移転したギャラリー「GALLERY X」を、4Fには世界へ向けて文化を発信するミュージアム「PARCO MUSEUM TOKYO」を、8Fにはミニシアター「ホワイト シネクイント」をオープン。2016年夏より休館していたPARCO劇場も1月24日(金)に開場。
PARCO劇場では、1月24日よりの「志の輔らくご PARCO劇場こけら落とし」、2月12日(水)よりの「ラヴ・レターズ こけら落としスペシャル」に続き、3月13日(月)より全14作品のオープニング・シリーズを上演する。オープニング・シリーズでは、PARCO劇場ゆかりの戯曲を新たな演出・キャストで上演する企画や、これまで共に作品を生み出してきたクリエーター・キャストと意欲的な新作などを公開。一作目を飾るのは、渡辺謙主演の壮大な歴史劇「ピサロ」だ。
また、渋谷PARCOの見どころの一つ、ファッションショップ群は、“いかに面白く、独創的でエッジが効いているか”を基準に集積しているので是非チェックを。「GUCCI(グッチ)」などのラグジュアリーブランドから、「BerBerJin(ベルベルジン)」などの老舗ヴィンテージショップまでそろえ、約100店でファッショニスタを楽しませる。

さらに6階には、JAPAN CULTUREを発信するゾーンを形成し、「Nintendo TOKYO」や「ポケモンセンター シブヤ」「刀剣乱舞万屋本舗」など、日本を代表するコンテンツホルダーを集積。eスポーツ観戦&プレイを実現する日本初のカフェバー「GG Shibuya mobile esports cafe&bar」も設置し、ユーザーの五感を刺激する。
そして、地下1階のメインレストランフロア「CHAOS KITCHEN」には、食・音楽・カルチャーをコンセプトにした“CHAOS”な飲食ゾーンをオープン。ここには、ミシュランのビブグルマンを獲得したビストロ「Ata」の新業態店をはじめ、ジビエ・昆虫料理を提供する店、純喫茶やMIXバーなど、多様なジャンルの21の飲食店が並ぶ。

これらショップを有する「渋谷PARCO」は、スペイン坂から10階まで、建物外周に沿って、らせん状に“立体街路”を繋げて配置しているのもユニークなポイントに。フロア毎に店舗への入口を設けているため、渋谷の街を歩くようにショッピング巡りできるのが特徴で、4階・8階・10階の屋外広場や休憩スペースでゆったり過ごせるのも嬉しいところ。立体街路は、渋谷の街を普段と異なる目線で眺められる、同施設の一押しスポットとなっている。

Raira
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