奥山かずさ 1月ドラマ2つに出演「女優として悔いのない一年にしたいです!」
東京ウォーカー(全国版)
ドラマ 「SEDAI WARS」(1月5日スタート MBS・1月7日スタートTBS)、「ケイジとケンジ~所轄と地検の24時~」(1月16日スタート テレビ朝日系)と、1月クールのふたつのドラマに出演する奥山かずささんに、演じる役柄や2020年の抱負についてインタビューしました。

――2020年、新年あけてすぐにふたつのドラマに出演されるということで、忙しい年になりそうですね。「SEDAI WARS」の玉川麻美役は31歳、「ケイジとケンジ~所轄と地検の24時~」の森岡奈緒子役は26歳、ということで若干年齢に差がありますがいかがでしょうか。
【奥山かずさ】私はいま25歳です。2つのドラマとも、“この年代のあるあるを詰め込んだ等身大の役”だと思っています。

戦隊でアクションが得意なのにできない風に演じた
――それぞれのドラマについて聞きたいと思いますが、まずは「SEDAI WARS」ではどんな役を演じるのかを教えてください。
【奥山かずさ】番組のタイトル通り、世代ごとに戦うという内容になっています。団塊・バブル・ロスジェネ・ゆとり・ミレニアルの各世代の代表者「SEDAI(セダイ)」のどの世代が日本のリーダー・次期大統領になるかを決める戦いのストーリーです。

ルールは、VR空間でバトルロイヤルを行い最後まで勝ち残ったものが勝者というシンプルなもので、VR空間では己の精神力、集中力を高めることで各世代を象徴する姿へと変身し、世代ごとに様々な必殺技を繰り出すことができるという内容になっています。

私は、玉川麻美役で31歳のゆとり世代代表のOLとして出演します。ゆとりですので、やる気を内に秘めて、戦いに巻き込まれること事態をめんどくさく感じている役です。この年代のOLの方には多いんじゃないかなと思いながら演じています。嫌だけど巻き込まれていく様子がおもしろいので注目して欲しいです。
団塊世代はやる気まんまんだったり、バブル世代はかなりバブリーだったりして、世代ごとのおもしろさをあって見ごたえのあるドラマになっています。

――特に意識して演じた部分があれば教えてください。
【奥山かずさ】アクションです。これまで戦隊(スーパー戦隊シリーズ「快盗戦隊ルパンレンジャーvs警察戦隊パトレンジャー」)をやってきて、アクションはかなり得意なんですけど、今回の役はゆとり世代のOLの役ですので、「なんで私、戦いに巻き込まれているのよ~」という感じで、できない風にアクションをしなくてはいけなくて、それはかなり注意して演じました。
あとは、巻き込まれている立場ですので、他の方たちが引き立つように“あんまり特徴がないことを特徴”にしました。

――どんな衣裳で登場されますか。
【奥山かずさ】衣裳担当のスタッフの方と相談して、雑誌とかによくある“OL365日コーデ”みたいな着まわしを参考にさせていただきました。丸の内で働くカジュアルだけどおしゃれな服装のOLさんというイメージですね。
短めの丈のスカートも履いています(笑)。かわいい感じのオフィスカジュアル目のショートパンツも履いているのでぜひ楽しみにしていただきたいです!

表と裏の2つの顔のギャップを意識しました
――では、もうひとつの作品の「ケイジとケンジ~所轄と地検の24時~」で演じる役について教えてください。
【奥山かずさ】私と同じ感じでとにかく明るく元気な役です(笑)。検事の事務官を演じます。ドラマでは、エリート意識満載の検事たちを滑稽に見ていて(笑)、そんな検事を観察しては、比嘉愛未さん演じる先輩事務官・仲井戸みなみさんに検事たちの噂を報告する女子トークが大好きな役柄です。
例えば、「誰々さんがまたこんな事をやっていたよね~」とか、「誰々さんはあの人が好きらしいよ」とか、そいう感じの噂をしている屈託のない明るい女性ですね。

――どんな格好で演じられているのですか。
【奥山かずさ】スーツは黒か紺か茶色といったおしゃれな感じのスーツです。髪の毛もかっちり縛っています。硬いお仕事なんですけど、エリート意識満載の検事たちをいじるような役ですので、そこに注目して欲しいです。

――こちらの役で意識して演じた部分はあれば教えてください。
【奥山かずさ】検事の事務官ですので、仕事ができる女性というのは前提としてあります。表の顔としては完璧に仕事をこなす女性、でも裏では女子同士で噂話で盛り上がるという2つの顔のギャップを意識しました。

――同じ放送のタイミングで2つの役柄を演じるというのはかなり大変だと思いますが、いかがでしょうか。
【奥山かずさ】きっとかなり大変だと思います。と言いますのも、「SEDAI WARS」はもうすでに撮影が終わっているのです。ですので、シフトチェンジする感じで、「ケイジとケンジ~所轄と地検の24時~」の撮影に集中できています。
あまり器用な方ではありませんので、役柄に入ってしまうと他の役柄になるのは難しいかもしれません。うまくスイッチを切り替えるためには、現場の共演者の方たちや雰囲気で変えていくしかないのかもしれません。いくつもの役柄を同時に演じるというのは本当に難しいと思いますが、まだ経験がありませんのでぜひやってみたいです!

2020年は覚悟を決めて女優をやる
――2020年はどんなどんな年にしたいと思っていますか。
【奥山かずさ】2019年は、戦隊が終わって自分ですごく成長したいと思った年でした。自分に足りないと思った部分がいっぱい見つかって、今の自分には何ができるんだろうと思ってしまって、もっともっと中身を磨かないと、役をいただいても何も発揮できないまま、なあなあで終わってしまうんじゃないかと感じていました。自分に足りない部分を補いたいと思う2019年でした。

でも同時に、お芝居にやりがいを感じたのも2019年で、オーディションも現場も、お仕事のために勉強するのも楽しくなったんです。
そして、2020年1月に同じクールで2つのドラマに出演できているというのが、本当にありがたいですし、うれしいです。ですので、2020年は覚悟を決めて女優をやります! 2019年に勉強したことをすべてアウトプットして、女優として悔いのない一年にしたいです!

撮影=槇野翔太
ウォーカープラス/野木原晃一
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