長い歴史と伝統のある火伏せの奇祭「米川の水かぶり」が宮城県登米市で開催
東京ウォーカー(全国版)
宮城県登米市東和町米川・五日町市街地で、2月9日(日)に「米川の水かぶり」が開催される。

国の重要無形民俗文化財に指定される「米川の水かぶり」は、登米市東和町米川地区で長い歴史と伝統を誇る火伏せのまつり。毎年2月の初午の日に、藁で作った腰みのやかぶり物を身につけ、顔に墨を塗り神々の使いとなった男たちが、家々の戸口に用意された桶の水を屋根にかけながら町を走り抜ける。出発地となる大慈寺境内の広場では、豚汁の振る舞いや特産品販売などが行われる。

担当者は「ユネスコ無形文化遺産『米川の水かぶり』は、800年以上の歴史と伝統を誇る火伏せ行事です。早朝、米川の男たちは水かぶり宿に集い装束を作ります。裸体の腰と肩に藁で作ったしめなわを巻き、アタマとワッカを頭から被り、顔にはかまどのすすを塗り、わらじを履く。この姿で大慈寺の秋葉山大権現に祈願をし、神様の使いに化身し、家々の屋根に水をかけながら町を練り歩きます」と詳しく教えてくれた。
伝統ある奇祭が見られるチャンス。2月9日(日)は登米市に足を運ぼう。
ウォーカープラス編集部
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