2020年大河ドラマの主人公、明智光秀ゆかりの地を巡る!名古屋から約2時間で行ける、福井旅行のススメ

東海ウォーカー

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本能寺の変で知られる明智光秀は、当時の越前である福井県で、約10年間を過ごしたとされている。そんな福井県には、光秀ゆかりの地が数多く存在する。光秀を主人公としたNHK大河ドラマ「麒麟がくる」が2020年1月19日(日)にスタートすることもあり、福井県は今、注目すべき観光スポットとなっているのだ!そこで今回は、光秀ゆかりの地を巡る、福井旅行のモデルコースを紹介する。

光秀が寺子屋を開いた地


越前に逃れた光秀が最初に身を寄せたのが「福井県史跡 称念寺(しょうねんじ)」(福井県坂井市)の門前とされる。当時越前を治めていた朝倉の家臣を招いて和歌の会を開き、仕官のきっかけにしたとか。721年から続く歴史ある寺で、南北朝時代の武士、新田義貞の墓もここにある。

母、小牧の方の縁を頼りにここに来たそう / 福井県史跡 称念寺


■福井県史跡 称念寺 / 住所:福井県坂井市丸岡町長崎19-17 / 電話:0776-43-0753(坂井市観光連盟) / 時間:9:00~16:00 / 休み:なし

開店から客がとだえない人気店


福井県でそばといえば、大根おろしを添えた越前そばのこと。創業44年の「丸岡二八そば 大宮亭(おおみやてい)」(福井県坂井市)では、色、香り、味すべてに秀でた丸岡産そばだけを仕入れ、自家製粉して手打ちする。ウルメ節やサバ節などのダシで作るツユは優しい味わいだ。「丸岡二八そば膳」(1500円)なら、地元では「揚げ」と呼ばれる厚揚げがのったおろしそばにソースカツ丼と、福井名物を一度に堪能できる。

地元で揚げと呼ばれる厚揚げがのったおろしそばにソースカツ丼と、福井名物を1度に堪能できる「丸岡二八そば膳」(1500円) / 丸岡二八そば 大宮亭


■丸岡二八そば 大宮亭 / 住所:福井県坂井市丸岡町里丸岡3-10 / 電話:0776-66-8787 / 時間:11:00~20:30(LO)、火 ~16:00 / 休み:水曜、第2火曜、不定休

活気あふれる当時の城下町を復元


「一乗谷朝倉氏遺跡(いちじょうだにあさくらしいせき)」「一乗谷朝倉氏遺跡復原町並」(福井県福井市)は、朝倉氏が、5代103年にわたって根拠地とし、最盛期には城下町に1万人もが住む大都市だったという。信長に焼き払われたが、水田の下に埋もれたため、当時の姿のまま発掘され、町家や武家屋敷などの町並みが復元された。

武家屋敷、商人や職人の住む町家が並ぶ様子が再現されている復原町並。武士と町人が隣り合って暮らす珍しい町だったそう / 一乗谷朝倉氏遺跡、一乗谷朝倉氏遺跡復原町並


焼き払われた時のまま町全体が出現 / 一乗谷朝倉氏遺跡、一乗谷朝倉氏遺跡復原町並


朝倉義景館跡入口の唐門。義景の供養のために建立された寺の山門で、豊臣秀吉の寄進と伝わる / 一乗谷朝倉氏遺跡、一乗谷朝倉氏遺跡復原町並


■一乗谷朝倉氏遺跡、一乗谷朝倉氏遺跡復原町並 / 住所:福井県福井市城戸ノ内町 / 電話:0776-41-2330(朝倉氏遺跡保存協会) / 時間:24h、復原町並は9:00~17:00(入場 ~16:30) / 休み:年末年始 / 料金:入場無料、復原町並は高校生以上220円(税込)

光秀を祀(まつ)る小さな神社


「明智(あけち)神社」(福井県福井市)には、光秀が祀られている。信長の命による一向一揆討伐の際、光秀は朝倉氏の家臣時代に住んだ東大味(ひがしおおみ)の地を守るよう働きかけた。命拾いした地域住民は「あけっつぁま」と慕い、祀るようになったという。光秀命日の6月13日には法要が営まれる。

祠(ほこら)の中には、えぼしをかぶった高さ13cmほどの光秀の坐像が祀られている / 明智神社


■明智神社 / 住所:福井県福井市東大味町 / 電話:0776-20-5346(福井市おもてなし観光推進課) / 時間:24h / 休み:なし / 料金:参拝無料

茶舗が新たに展開する日本茶カフェ


戦後から続く日本茶専門店が、2018年4月に喫茶スペースを併設し「中道源蔵茶舗(なかみちげんぞうちゃほ)」としてリニューアルオープン。厳選した12種類の茶葉は、気軽に試せるよう5gから販売。喫茶にはお茶を使った甘味メニューや、抹茶と楽しむ和菓子セットなどがある。

上質な抹茶を濃く練った濃茶のソースを味わうためのパフェ「お濃茶パフェ」(税込 850円) / 中道源蔵茶舗


「お濃茶(こいちゃ)パフェ」(税込 850円)は、上質な抹茶を濃く練った濃茶のソースを味わうためのパフェ。注文ごとに練る濃茶が、自家製の抹茶寒天やあん、白玉、ミルクソフトクリームの層に、たっぷりとかかる。

■中道源蔵茶舗 / 住所:福井県敦賀市神楽町1-1-8 / 電話:0770-22-4507 / 時間:10:00~18:00 / 休み:月曜

信長が想定外の大ピンチを脱出!


信長、秀吉、徳川家康、光秀がそろいながら浅井の裏切りで退却を強いられた金ヶ崎の戦いの舞台「金崎宮(かねがさきぐう)」「金ヶ崎城跡」(福井県敦賀市)。信長の妹、市が両端を縛った小豆袋で夫、浅井の裏切りを知らせ、信長が危機を脱出した。以後「金崎宮」は難関突破の御利益があるとされている。

男女がサクラの小枝を交換すると恋がかなうという花換まつりを行うことから、恋愛成就を祈願する人も多い / 金崎宮


金崎宮から急な階段を上ること約10分、月見御殿と呼ばれる金ヶ崎城の本丸跡に到着。敦賀湾を見渡す絶景が広がる / 金ヶ崎城跡


小豆袋にちなんだ難関突破守(税込 1000円) / 金崎宮


■金崎宮、金ヶ崎城跡 / 住所:福井県敦賀市金ケ崎町1-4 / 電話:0770-22-0938 / 時間:24h、社務所は9:00~17:00 / 休み:なし / 料金:参拝無料

おしゃれな昆布商品を提案する老舗


おぼろ昆布全国シェア約8割の敦賀で、1871年から暖簾(のれん)を守る「奥井海生堂(おくいかいせいどう) 神楽本店」(福井県敦賀市)。蔵で寝かせる蔵囲(くらがこい)昆布が、京都の名だたる料亭や曹洞宗の大本山、永平寺の精進料理に使われている。みやげに最適な、デザイン性の高いパッケージの商品も多い。

昆布ふりかけシリーズ4種類から2本選べる「ひとふり昆布2本詰合せ」(2600円) / 奥井海生堂 神楽本店


最高級のおぼろ昆布「太白おぼろ昆布(50g)」(820円) / 奥井海生堂 神楽本店


■奥井海生堂 神楽本店 / 住所:福井県敦賀市神楽町1-4-10 / 電話:0770-22-0385 / 時間:9:00~18:00、日祝 ~17:00 / 休み:第3火曜、1・2月は火曜、8・12月はなし

東海ウォーカー編集部

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