アンパンマンの貴重な原画が多数!やなせたかしの人柄や人生観がつまった展覧会が、名古屋で開催
東海ウォーカー
「やなせたかし生誕100周年記念 やなせたかしとアンパンマン展」が2020年1月25日(土)から3月29日(日)まで「名古屋市博物館」(名古屋市瑞穂区)で開催される。同展は、アンパンマンの生みの親であり、漫画家、詩人、イラストレーター、絵本作家など、多岐にわたって活躍したやなせたかしの展覧会。その創作活動の歩みを、絵本、漫画、雑誌の原画と共に紹介する。親子での展覧会デビューにもオススメだ。
デビューからの歩みを5章にわたり紹介!
第1章は「漫画」。やなせは最初、漫画家としてデビューし、広告や雑誌、新聞連載などを手掛けた。セリフがないこれらの漫画を「パントマイム漫画」と呼び、世界共通で笑える漫画を目指した。

第2章「詩とイラスト」では、詩人やイラストレーターとしても精力的に活動した様子がありありと感じられる。詩とイラストで構成した月刊公募誌「詩とメルヘン」は、やなせが30年間すべての表紙画を描き、編集も自身で行ったという。


1965年に子供向けの絵本を発表したことが、その後の活動につながった。そんな「絵本原画」が楽しめるのが第3章。絵本の2作目『やさしいライオン』を中心に、さまざまな絵本原画を展示している。

第4章は、「アンパンマン誕生」。1969年に誕生したアンパンマンに、いよいよ出会える。1973年に幼児向けの絵本として発表されると、子供たちの心をつかみ大人気に。その誕生の秘密をひもといていく。


最後の第5章は「アンパンマンタブロー画」。1996年、故郷の高知県に「やなせたかし記念館アンパンマンミュージアム」が開館。その展示のために描かれたタブロー画(キャンバス画)を紹介する。


■やなせたかし生誕100周年記念 やなせたかしとアンパンマン展 / 期間:2020年1月25日(土)~3月29日(日) / 会場:名古屋市博物館 / 住所:愛知県名古屋市瑞穂区瑞穂通1-27-1 / 時間:9:30~17:00(入場 ~16:30) / 休み:月曜(祝日の場合翌平日)、第4火曜 / 料金:観覧料 大人 1300円、高大生 900円ほか
東海ウォーカー編集部
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