新たな劇場文化の発信拠点に! 大阪駅前に『シアターBRAVA!』を受け継ぐ新劇場が2024年誕生予定
関西ウォーカー
MBSメディアホールディングスは2024年JR大阪駅前に『シアターBRAVA!』を受け継ぐ新劇場を開場する予定。これに伴い1月16日(木)本劇場についての記者会見が行われた。

大阪中央郵便局ほかの跡地に建設される予定の大型複合施設『梅田3丁目計画(仮称)』。今回そのビルの内に新劇場が設けられる。発表された新劇場はプロセニアム形式の新劇場は舞台間口12.7メートル〜14.5メートル、開口高9.1メートル、奥行き16.1メートル、スノコ高22.0メートルで2層式の1200〜1300席の客席を備える。これは人気公演が数多く行われた『シアターBRAVA!』よりも大きいものなのだという。

今回の新劇場は大阪の名物になるようなものを目指すMBSメディアホールディングス。『シアターBRAVA!』閉館以降、人気作にも関わらず大阪で公演されないということを受けて「大阪の劇場文化の復活」「文化の発信拠点」という責任を感じているのだと担当者は話す。

かつて『シアターBRAVA!』は劇団四季のリクエストによりブロードウェイが収まるようにというリクエストのもとオープンされた劇場。今回もブロードウェイはもちろん、『シアターBRAVA!』時代にクリエイターからの要望も今回の劇場に反映しているのだという。中でも新劇場では舞台中央部でユニット式を採用し奈落が使用可能となっている。
新しい施設は都市計画審議会との関係でクリエイターには情報を話すことができなくて歯痒い思いをしていたのだと語る担当者。昨年末に情報解禁されてからこけら落としの準備を進めているのだという。「一から劇場を作ることなんて経験できることではありません、こけら落としでも是非とも素晴らしいものを届けたい」と呼びかけている。
会見では新劇場の名前について尋ねられ担当者は「引き継いでいいのなら『シアターBRAVA!』の名前を使用していきたい」と話し、まだ決まっていない『梅田3丁目計画(仮称)』の施設名との兼ね合いを見て決定していきたいと語った。
MBSメディアホールディングスが運営する新劇場は2024年開場予定。
桜井賢太郎
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