5/21スタート!裁判員制度5つのポイント

東京ウォーカー

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08年末に候補者へのお知らせが配布された「裁判員制度」。コールセンターには「辞退」に対する問い合わせが殺到した。東京では257人に1人が候補者になる計算で、選ばれれば東京地裁か八王子支部に足を運び、裁判に協力することになる。そこで、いよいよ5/21(木)からスタートする裁判員制度について、TVで活躍中の本村健太郎弁護士に聞いてみた。

■裁判員同士は素性を明かしてもいいの?

「それは問題ないでしょうね。裁判が終わったら、一緒に飲みに行ったりしてもいいのでは」とのコメント。評議の内容を公言してはいけないという共通の秘密があるからこそ、ゆるぎない絆で結ばれてしまうかもしれない。

■会社を休んででも行かなきゃいけないの?

基本的には仕事を休んででも行かなくてはならない。だが「妊娠や大ケガなどの理由により裁判員になるのを辞退できることもあります」

■行っても帰されることがあるってホント?

1つの裁判で声がかかるのは約50人。「辞退者などを除いたなかでクジをして、裁判員になるのはわずか6人です」

■評議に関する秘密をしゃべるとどうなるの?

評議の内容は口外禁止。まさに墓場まで持っていかねばならない。「家族にも話してはいけません。内容を漏らすと刑罰の対象になります!」。公判の内容は話してもOKだ

■裁判員としての手当は出るの?

裁判員として裁判に出席した人はもちろん、候補として呼ばれた人にも日当が支払われる。1日1万円以内+交通費、クジに漏れた場合は1日8000円以内+交通費。必要なら(離島など)宿泊費も出る

さらに、本村弁護士が「楽しむと言ったら変ですけど、向いている人はいますよね」と適性8か条を明かしてくれた。以下のチェックに当てはまる項目が多いほど裁判員向きのようだ。

●自分の意見をはっきり持っている方だ

●ディベート(討論)好きである

●コミュニケーション能力に自信あり

●考えをきちんとまとめて話せる方だ

●ミステリー小説や映画が大好き

●2時間ドラマをよく見る方だ

●基本的に前向きだ

●口は堅い方だ

いよいよ始まる裁判員制度。そろそろキチンと勉強して、準備しておいたほうがいいかもしれない。【東京ウォーカー】

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