マブヤーに続く“県産ヒロイン”誕生!特撮ドラマ「ハルサー・エイカー」
東京ウォーカー(全国版)
沖縄で人気のヒーローキャラクター「琉神マブヤー」のスタッフが再集結し、「環境」と「命」をテーマにした新たなアクションドラマ「ハルサーエイカー」の制作がスタート。5月19日、沖縄・那覇の沖縄テレビ(OTV)にて制作発表記者会見が行われ、主演を務めるハルサー・アイ(田畑愛)役の福田萌子らキャストと、監督の岸本司ら制作陣が出席。ミス・ユニバース・ジャパン3位の実績を持つ福田は「ドラマでは皆さんが思い描いているミス・ユニバース的なイメージは一切なく、沖縄田舎育ちの活発な女性を演じ、バリバリの沖縄方言をしゃべっていきます」と新境地に挑むことを宣言した。
「ハルサーエイカー」は、ハルサー(農家)一族の末裔である主人公・アイが旅の中で大地と大地の恵みを守りながら、古代からよみがえった敵と戦う物語。スーパーヒーローならぬ“スーパーヒロイン”をモチーフにした作品について、岸本監督は「ヒーローものと言うと、男性が悪と戦うというものが多かったが、今回はヒロインが悪と戦う中で、女性らしいアクションを見ていただきたい。また、ハルサーとは農業という意味なので、“食育”ではないが食べる事を通して(食材の)大切さを感じとってほしい」と見どころを語った。
新たなヒロインとして主役に抜てきされた福田は、「強いメッセージ性を持った物語なので、子どもたちのヒーローだけではなく、小さい子から大人までに愛され、親しまれやすいキャラクターを作っていきたい」とコメント。愛が詰まった野菜を届けるというキャラ設定にちなみ、親せきに協力してもらいトマトやキュウリの栽培に挑戦したことも明かし、「手間暇や愛情を注がないと、きれいな色や形の野菜が育たないことを実感しました。役作りの中で農業を体験したのですが、田畑愛というキャラクターの精神や気持ちを感じることができました」と語った。
ハルサー・アイと一緒に旅をし、ヒロインを支えるノーグ・ヘラー役は山城智二、ノーグ・カマー役は知念臣悟がそれぞれ演じる。「琉神マブヤー」で主演を務めた知念は「かっこいいアクションを見せていきたい」と意欲を見せ、山城は「3歳の頃からヒーローになりたいという夢が叶いました」と感無量の様子。また、悪役・祖を演じる津波信一は「テレビを地デジ化にしないとこの番組は見られない。放送局の人と一緒に地デジ化を推進していきたい」とみんなとは違う意気込みで会場を笑わせた。
制作スタッフ、出演者をはじめ、キャラクターデザイン、着ぐるみ造形など全てが「沖縄産」の同番組。主題歌も県内のロックバンド「MONGOL800」が務める。脚本の山田優樹氏は「沖縄で、沖縄らしい、沖縄的な映像を作る作品の第1歩となれば」と期待する。5月下旬から沖縄本島の最北部、国頭村からクランク・イン、ロードムービー形式として本島を南下しながら順次撮影を行っていく。岸本監督は「作品とともに、その土地ごとの素晴らしい景色などを収めていき、沖縄の良いものを映像に残していきたい」と抱負を語った。【東京ウォーカー】
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