有名ラーメン店のネクストブランドを見逃すな！2019年の新店3選

オリジナルのラーメンで人気を博すあの人気店が、2019年に続々と新ブランドをオープン。本店とは異なる素材で創作された新味を堪能しよう。＜※情報はラーメンWalker東京2020より＞

「鶏びあんSoba みやみや」(八王子) / 2019年6月7日オープン

7種類の味噌を駆使する「味噌ぶりNoodle みやみや」の2号店は、「鶏びあんSoba みやみや」という店名の通り「鶏」が主役。立川市の「伊藤養鶏場」から仕入れる烏骨鶏の丸鶏に、地鶏のガラを合わせたスープで勝負する。京都から取り寄せるモチモチの麺とも相性抜群だ。

おすすめは「鶏びあんそば」(750円)。和歌山の生醤油や秋田の魚醤など、数種類の醤油から作るタレでスープにコクとキレを与える。昆布風味の鶏チャーシューも秀逸だ。こだわりは烏骨鶏の丸鶏を使用していること。滋味豊かでスープに深みと余韻をもたらす烏骨鶏の丸鶏と、店主厳選の地鶏のガラを炊き上げる。その際、スープの表面を鶏油でおおい、風味を逃さないようにとろ火でじっくり火を入れるのがポイント。そのほか、閉店した八王子の名店「桜島」のラーメンをオマージュした「白味噌白湯」(750円)も必食だ。

＜住所：八王子市南町6-11 / 時間：11:30〜15:00、17:00〜21:00(各LO) / 休み：日曜・月曜＞

「中華ソバ ビリケン」(浅草) / 2019年7月5日オープン

「らーめん 改」のセカンドブランドは「鴨」がメイン。本店の限定メニューだった鴨中華蕎麦にアレンジを加えて、臭みのない鴨スープを完成させた。そこに5種類の醤油をブレンドしたタレを合わせ、芳醇で鴨の旨味たっぷりの一杯に。

おすすめは「中華ソバ」(850円)。鴨肉の脂を落とすために、1回焼いてから真空調理した自慢のチャーシューがのっている。北海道産小麦で作る自家製麺は、風味豊かで喉越しもいい。こだわりはフレッシュな鴨スープ。合鴨の丸鶏と鶏ガラを、逆浸透膜浄水器を通した純水で炊き上げる。完成前に魚介ダシを加えることでジビエ臭さを抑え、冷蔵保存してスープの鮮度をキープ。スープは注文ごとに小鍋で温める。また、自家製ラー油とグレープフルーツのような香りのティムールペッパーでシビ辛くした「冷し担々麺」(850円)もおすすめだ。

＜住所：台東区雷門2-4-1 岡安ビル1F / 時間：11:00〜15:00(LO) / 休み：火曜、不定休＞

「荒節中華 にはらい」(府中本町) / 2019年5月10日オープン

「麺創研」グループの次なる一手は、サンマ煮干しを大量に使った無添加ラーメン。丸鶏主体の動物系スープにサンマ節などの魚介を加えて煮込み、仕上げにサンマ煮干しを大量投入。二段仕込みすることで濃厚な一杯に仕上げている。

人気なのは「醤油SOBA」(690円)。国産小麦を使った風味豊かな麺は、8番手(3.75ミリメートル)の切り刃でカット。平打ちの超極太麺にすることで、スープとの絡みが抜群に。注目したいのは「サンマ煮干し」で、力強い味と香りが持ち味の宮城県産サンマ煮干しを大量に使用。スープに加える魚粉もサンマ煮干しから作っており、風味を損なわないように当日粉砕にこだわる。仕上げ油のサンマ油も香りが鮮烈だ。また、醤油SOBAのスープをより濃厚にしたつけ汁を使用する「つけSOBA」(740円)もおすすめ。

＜住所：府中市本町1-9-41 / 時間：11:30〜15:00、17:30〜22:00、日曜11:00〜18:00(各LO) / 休み：月曜(祝日の場合は翌日)＞

名店の新たな挑戦となるネクストブランド。名店ならではのこだわりを残しつつも、また別の魅力を持つ新鮮な味わいとなっている。いずれも味は「ラーメンWalker東京」のお墨付きなので、ぜひ本誌を片手に足を運んでみよう。

※表記価格は消費税8％時の税込価格となります。2020年2月現在、消費税率が10％に変更され、税込価格が変更となっておりますのでご注意ください。

※掲載されている情報は2019年8月26日時点のものです。紹介店舗の価格や内容、データなどの変更のほか、季節により掲載商品の取り扱いがない場合がありますのでご注意ください。

ウォーカープラス編集部