刀匠・安綱一門の国宝・重文が集結する特別展が奈良県・春日大社で開催中

2020年2月12日 17:45更新

東京ウォーカー(全国版) ウォーカープラス編集部

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奈良県奈良市の春日大社で、3月1日(日)まで「最古の日本刀の世界 安綱・古伯耆展」が開催されている。

太刀 無銘(古伯耆)春日大社蔵

太刀 無銘(古伯耆)春日大社蔵
写真は主催者提供

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平安時代に伯耆国(現在の鳥取県中・西部地域)に現れた刀匠、安綱とその一門。 安綱の作品は将軍家をはじめ、源氏の有力武将に伝えられた。安綱一門の太刀は武家社会で尊ばれ、秘蔵され、そして神へとささげられた。しかしその門流はいつしか途絶え、作品も多くは残っていない。2017年、春日大社で存在が確認された古伯耆の太刀もまた、中世の有力武将の奉納と伝わってきた。この太刀の発見を契機に、春日大社では安綱をはじめ真守、安家、有綱など古伯耆の名刀を調査してきた。

同展は、安綱・古伯耆のほぼ全ての作品が集結する展覧会。直刀から反りのある日本刀への変化の過程を知ることができる。また刀身と共に拵(こしらえ・外装)も併せて展示し、安綱の魅力に迫る。

【写真】童子切安綱 東京国立博物館蔵

【写真】童子切安綱 東京国立博物館蔵写真は主催者提供

担当者は「平安時代に伯耆国に現れた最古級の刀匠・安綱とその一門。本特別展は、国宝・重要文化財に指定されている安綱・古伯耆物がほぼ揃って展示されている刀剣史上初の展覧会です。また最古の日本刀の世界として、最古級の刀匠と知られる京都の三条宗近、備前の友成、伯耆国安綱の作品を中心に、古代刀がどのように日本刀へと変化したのか、日本刀成立の謎に迫った画期的な展覧会でもあります」と魅力を話す。

2月1日からは後期展示がスタートしている。後期展示ならではの見どころも豊富なので、前期展示を訪れた人もぜひ足を運んで。

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