専門家が提案!“節電の夏”の暑さをしのぐ方法とは?
東京ウォーカー(全国版)
東京でも夏日が続き、節電とジメジメした雨模様の天気も伴って、イヤ~な暑さが続く今日この頃。そこで、少しでも快適に過ごす方法はない??と環境問題や節電に関する専門家を直撃。そこで教えてもらった「実は衣類の着用方法にも、体を冷やすHow toがあるんですよ」などの、とっておきの情報をお教えしよう。
【その1】“涼”を取り入れる衣類の着方
まず、環境ビジネスウィメン理事を務める善養寺幸子氏が教えてくれたのは、「衣類の着用方法」について。「人間は、発熱する時に水蒸気(汗)を出すことで体をクーリングしています。ですので、それを前提に衣類を選ぶ必要があります」と話す。具体的には、「ネクタイを締めていると、水蒸気を出すための喚起孔がないことになるので、首周りには道を作ることがポイント。社会的には、トップスをパンツなどに入れていないのはマナー違反と思われるかもしれませんが、体温を上手く調整するためには、首周りと裾を開けておくことが重要なんです」とのこと。ぜひお試しあれ!
【その2】インナー&アウターに注目!
また、女性用下着に詳しいワコールの担当者に聞いたのは「インナーとアウターの工夫」について。「女性は、バストの下やヒップの割れ目にたくさん汗をかくので、まずは下着で汗を上手に処理するのは大事です」という。具体的には「トップスの内側には、インナーとしてコットン素材のシャツを1枚着ること。その上には、汗を外に出す素材、化学繊維などを使った服を着ると、汗を閉じ込めないで済みます」。さらに、人間は腕が冷えることで寒さを感じるそうなので、もしもクーラーで体が冷えてきたと感じたら、「アウターを羽織って腕冷えを防ぎ、外に出たらそれを脱ぐなど、アウターの着脱をするのも大切です」と教えてくれた。
【その3】部屋を冷やす時は…!?
さらに環境ビジネスウィメンのひとり、大場みゆき氏によると「エアコンの節電方法にも注目してほしい」とか。「エアコンの室外機と室内機の温度差を下げることで節電になるので、使用前にはまず室外機に水をかけて冷やしてください」と話す。また、室外機には日頃から“よしず”をかけるなど、直射日光に当てない工夫が必要な他、室外機のホースに点々と穴を開けて水を排出させ、“打ち水”効果を狙うこともお薦めだとか。部屋を涼しく保つために、植物を建築物の外側に生育させる“緑のカーテン”を作る提案も。
これらのHow toは6月初めに、日本橋三越本店(東京・中央区)にて開催された、環境ビジネスウィメン主催の「SUPER COOLBIZ 2011」キックオフ・イベントで紹介されたもの。他にも、冷蔵庫の上手な使用方法など、さまざまな節電対策が語られた。6月15日(水)には、「プランタン銀座 1階パサージュ」(東京・中央区)にて、ファッションや食材レシピを紹介する“SUPER COOLBIZ”関連のイベントが行われるなど、第2弾、第3弾も予定されているというので、気になる人はチェックしてみて。【東京ウォーカー】
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