亡父の姿を追い修業した息子が21年ぶりに再開! 福島・白河ラーメンの名店「えびまさ」

東京ウォーカー(全国版)

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福島県西郷村の「白河手打中華そば えびまさ」は、19年1月に“再オープン”した白河ラーメンの人気店。《※情報は発売中の「ラーメンWalker福島2020」より》

手打ち麺を堪能できる「手打中華そば」(えびまさ)


同店は元々1977年にオープン。名店「とら食堂」(白河市)で修業した店主が営む正統派白河ラーメンの人気店だった。だが、1998年に店主が亡くなり閉店。先代の長男である海老名正太さんは当時まだ中学2年生だった。父親と店を同時に失ったショックから、高校生になると「いつか、自分の手で父の店を復活させたい」と夢見るようになった。

とはいえ、高校卒業後さまざまな職業を転々としながらも、なかなか決心がつかず。だが、そんな彼を見て母は土地も店もそのまま残してくれていた。やがて30歳を過ぎ、「今やらなければ体力的に無理。一生後悔する」と、「とら食堂」直系の「たいち」(白河市)に弟子入りを決意する。

店主の海老名正太さん(えびまさ)


実は同店の店主は亡き父の弟子であり、義弟でもあった。麺打ちの基本から教わった2年間の修業は、まさに父の味を伝授されたようなもの。そして19年、なんと21年の時を経て復活。瞬く間に評判が広がり、懐かしい味を求める人をはじめ連日大行列の盛況ぶりだ。

【画像を見る】先代が編み出した、これが「ごまタン麺」(えびまさ)


ぜひ味わいたいのが、手打中華そば(680円)。6種の鶏ガラに2種の豚骨を加えたスープは、鶏の風味と甘味を感じさせつつも、全体的にすっきりめに仕上げている。「見た目をもう少し薄い色にしたい」と、さらに改良していくという。名物の「ごまタン麺」(860円)は先代が「たいち」の店主にも伝授し、同店でも人気だ。※価格などは「ラーメンWalker福島2020」発売時点のものです

【ラーメンWalker福島2020編集部】

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